結木滉星、二次元のキャラクターに好意を抱く難役 挑戦前の監督からの言葉に「ありがたかった」

2025/10/20 20:04 

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難役に挑戦した結木滉星 (C)ORICON NewS inc.

 映画『消滅世界』(11月28日全国公開)完成披露上映会が20日、都内で行われ、俳優の蒔田彩珠、柳俊太郎、恒松祐里、結木滉星、川村誠監督が舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】デコルテちらりな衣装で登場した蒔田彩珠

 冒頭で元気よくあいさつする蒔田をはじめとして共演陣に続き、さらなる声量で「こんばんはー!」と観客に三度呼びかけた結木。その明るさでイベントを終始盛り上げた。

 本作で、恋愛対象として二次元のキャラクターに好意を抱く水内という難役に挑んだが、「監督からは『水内を大切にしたい』と言っていただいて、それを聞いた上でクランクインできたのは僕的にはありがたかったです」とより役に向き合えたことを告白。

 川村監督が「水内は原作を読んでいる方からするとかなり飛躍した表現があるかと思うのですが、非常に思い入れ深いキャラクターで、あの消滅世界を象徴するキャラクター」と続けると、結木は背筋を伸ばし聞き入った。

 本作は、芥川賞作家・村田沙耶香氏の小説が原作。舞台は、人工授精で子どもを産むことが定着した世界。夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は“家庭の外”の恋人か二次元キャラが常識に。 “両親が愛し合った末”に生まれた主人公・雨音は母親へ嫌悪感を抱いていた。住民全体で計画的に人工授精、出産、管理を行い、住民みんなで子育てをする実験都市「エデン」が千葉に作られる。恋愛も性もない“理想の楽園”へ、雨音と夫の朔は居を移すが、その“正常”な日々は一変し、二人の関係を狂わせていく。

 主人公雨音を蒔田、雨音の夫・朔を柳、雨音の良き理解者として学生時代から雨音と親交を深める親友の樹里を恒松、雨音と同じ高校の同級生・水内を結木が演じる。
ORICON NEWS

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