『緊急取調室』ファイナルシーズンが今夜初回 史上最大スケールの連続聴取が展開【ゲスト出演者…

2025/10/16 13:43 

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『緊急取調室』第5シーズン初回拡大スペシャル(C)テレビ朝日

 俳優・天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系『緊急取調室』第5シーズン(毎週木曜 後9:00)の初回拡大スペシャルがきょう16日に放送される。

【写真】豪華ゲストが続々登場!緊迫の取調室

 今シーズンでは、有希子(天海)ら鉄壁の取調べチーム=“キントリ”が久々にして待望の再結成。12月26日公開のシリーズ完結編『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』とも連動するエピソードも交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに立ち向かっていく。

 初回拡大スペシャルでは、政府肝いりの再開発計画が発端となり、国家プロジェクト幹部の命が次々と奪われる連続殺人事件が発生。さらには、正体不明の犯人を番組内で挑発した人気キャスター・倉持真人(山本耕史)も襲撃され、彼の実父・磯貝信吾(竜雷太)が先の事件と同様の手口で殺されてしまう。捜査は前進するどころか、被害が拡大の一途を辿る最悪の事態へと発展していく。しかも、キントリの前には難攻不落の被疑者が多数乱立。初回から史上最大スケールにして、歴代最高難度となる前代未聞の連続聴取が次々と展開される。

 そんな中、キントリの前に立ちはだかる被疑者は…“正義”を信じながら、再開発工事を担う企業で職務を遂行する広報担当社員・辻本裕太(角田晃広)をはじめ、倉持家に忠誠を誓うも、怪しさが拭えない家政婦・時田史恵(峯村リエ)、そして、被害者でもある倉持と、その妻・利津子(若村麻由美)。何を隠そう、倉持は過去に起きた“ある事件”によって、主人公・有希子と浅からぬ因縁で結ばれた人物。一方、倉持と別居している妻・利津子には捜査を180度覆すような重大な隠し事があった。

 どこまでも侮れない被疑者4人を相手取り、チーム一丸となって究極の心理戦&前代未聞の連続聴取に挑んでいくキントリ。命を削る熾烈な駆け引きを重ねながら、彼らが“マル裸”にする最難関事件の全容とは。

 そして初回拡大スペシャル放送内では、劇場版の最新特報映像もお披露目。この予告映像では、最強の敵・内閣総理大臣を取調べるという前代未聞の事態を前に、キントリメンバーに立ちはだかる壁、そして日本を揺るがす大規模災害を壮大なスケールで描き、シリーズ完結にふさわしい展開を予感させる映像となっている。さらに、映像の冒頭とラストには、有希子が鬼気迫る表情で総理大臣と相対する最後の迫真取調べシーンも。まさに12年の集大成の最新特報映像となっている。

 放送を前に初回ゲストの山本&若村からコメントも寄せられた。

■山本耕史(倉持真人・役) コメント
 今回は、車いすの人気キャスター・倉持を演じさせていただきました。実は『ひとつ屋根の下』(1993年、1997年)で車いすの役を長く演じていたので、車いすを使いこなすことはできるんです。とはいえ、僕自身もやはり人間。ついつい相手の言葉などに反応し、足も動いてしまう。その動きを抑えるのが意外と大変でした。『ひとつ屋根の下』の時を思い出しつつ撮影に臨みましたが、体の一部が不自由な中、複雑に絡み合う感情に1本の筋を通す表現方法を探り当てる作業は、やはり難しかったです。
 さらに、今回はテレビドラマではなかなか巡り合わない膨大なセリフ量!とてつもない集中力を必要とする重要な役をやらせていただき、すごく濃い撮影期間でした。特に印象的だったのは、3日間かけて撮影した取調室のシーン。日常会話と違い、個々の思惑と本音が複雑に交錯するので、さじ加減をどう図りながら表現していくか…。その大変さを撮影現場で味わう中、台本からさらに発展した新発見もありました。キントリや被疑者を演じる皆さんも、毎回大変なご苦労があるのだろうな…と思います。
 ちなみに、今回は過去にご一緒したことのある俳優さんばかり。その点ではとてもやりやすく、楽しかったです。『緊急取調室』は、撮影合間は楽しくリラックスし、いざ撮影となれば『やる時はやる!』という人たちが集まった現場。オフの時間に、もこちゃん(速水もこみち)と料理の話をしたり、コヒさん(小日向文世)の他愛もない話をずっと聞いたりするのも、楽しかったです!

■若村麻由美(倉持利津子・役) コメント
 井上由美子先生の脚本は毎回冒険する楽しさがありますが、今回はこれまで私に書いてくださったどの役よりも複雑な思いがあり、難しかったです。そんなこともあり、撮影時には緊張しました。
 利津子を演じるにあたって、服装やヘアスタイル、心理の流れに関しては、『緊急取調室』を知り尽くしていらっしゃる常廣(丈太)監督に委ね、引き出していただきました。そのご意見をもとに、ヘアスタイルも一新したのですが、個人的にヘアカットが好きなのでスッキリしました。
 また、撮影現場もとても気持ちよかったです。天海(祐希)さんをはじめ、個性豊かなレギュラー陣とスタッフが集まる現場は、笑い声が絶えず和やか。でも本番直前になると一転、ビシッ!とされ、空気が張り詰めます。ある日のロケ現場では、颯爽と現れた速水(もこみち)さんと鈴木(浩介)さんが、天海親分を見つけるやいなや駆け寄り、90度のお辞儀であいさつする姿を目撃! その後すぐに笑い声が沸き起こるなど、どんな時も緩急の効いた素晴らしい現場でした。極上発酵したチームワークの良さは、今回も画面から伝わると思います。私も、大ファンだった『緊急取調室』の現場で、天海さんの圧倒的なリーダーシップと思いやりを味わうことができて、うれしかったです。
 初回拡大スペシャルは社会の思惑と殺人事件、人々のさまざまな思いが錯綜する物語となっています。ぜひご期待ください。
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