竹達彩奈『葬送のフリーレン』アウラ人気に驚き “自害しろ”シーン絶賛「髪がぶちぶちと切れて…

2025/10/11 19:08 

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『葬送のフリーレン』放送2周年記念上映イベントに登場した竹達彩奈

 声優の竹達彩奈が11日、都内で行われたアニメ『葬送のフリーレン』放送2周年記念上映イベントに登場した。同作では人気キャラ・アウラ役を務めており、ファンに向けて名セリフも披露した。

【写真】顔もアウラ意識で激変!名セリフ披露する竹達彩奈

 同作で竹達がイベントに登壇するのは初ということで、第2章「断頭台のアウラ編」を大スクリーンで観終えたばかりのファンから歓喜の拍手が送られる中、登壇した竹達。「1人での登壇に緊張しています。まさかアウラで舞台に立たせてもらえるなんて嬉しい」と本作でのイベント出演に喜びの様子を見せた。

 わずか3話のみの登場にも関わらず、圧倒的な存在感で多くのファンを魅了した大魔族・アウラ。第1期の放送を振り返り、竹達は「出演のお話をいただいた際、『葬送のフリーレン』は話題の作品で名前も知っていたので、それに原作でも人気なキャラクターだということで、うれしい気持ちになりました」と出演が決まった当時を振り返った。

 またアウラを演じることになった当時抱いた印象を「500年生きた魔族ということで、冷血・狡猾で、人間の感情とはちょっと離れたところにいるキャラクター」とし、アフレコ当時を振り返り、「(アウラが)500年も生きていると、いろんな経験をしていると思うので、多少のことではブレない印象を受けました。なので、感情的にならず割と淡々と、狡猾な部分や頭のいい部分をフィーチャーできたら」とアウラを演じる際の捉え方を語った。

 実際に、アフレコ現場では「“ヒンメルはもういないじゃない”というセリフを私は最初少しけしかけるように言っていたのですが、『悪意なく、ただ当たり前のように淡々と(ヒンメルが)いないことを伝えるように』と監督から指示を受けました」と収録時の初出しエピソードが飛び出す展開に。

 現場では「みんなと一緒に収録できたのですが、和やかでアットホームで。まるで人を殺すシーンを録ると思えないくらいの和やかさがあった」と打ち明けた。

 アニメ本編の印象に残っているシーンに対し、「アウラが“自害しろ”と言われて武器を首元に持ってきたとき、髪の毛が弛んでいるところの表現が素敵でした。髪がぶちぶちと切れていくのに、最後に首が切れるところを見せないという。そういった表現が素晴らしいからこそ、出番が少なかったにも関わらず皆さんの心に残る人気なキャラクターになったのだと思っています」と本編のクオリティの高さに感動を見せた。

 さらに、印象的なセリフを聞かれると、監督からディレクションのあったシーンが印象に残っていると答え、アウラのパネルを手に“ヒンメルはもういないじゃない”と名セリフを生披露。観客からは大きな拍手が上がった。

 さらに、去る9月26日に開催された第1章「旅立ち編」の舞台挨拶に登壇したフリーレン役の種崎敦美、フェルン役の市ノ瀬加那、シュタルク役の小林千晃の3人から竹達への質問が到着しそれぞれに答えるコーナーへ。小林からの「『葬送のフリーレン』で竹達さんご自身が好きなキャラクターは誰ですか?」という質問に対し、「フェルン一人だけを見ると儚げで年相応な女の子に見えるのに、フリーレンと話しているとお母さんみたいに見える。個人的には、その2人のやりとりが好きです」とフリーレンとフェルンの関係性を“すてきな師弟関係”とコメント。

 また、市ノ瀬の「竹達さんご自身が欲しい魔法は?」に対しては、普段の生活でのエピソードを交えながら「なくしたものを見つける魔法」を挙げた。種崎の「アウラがここまで人気のキャラクターになるか想像していましたか?」に対しては「全然思っていなかったです。私の知らない間にどんどんキャラクターが大きくなっていって自分が追いつかないほど色々と話題になっていて嬉しい」と答えた。

 盛り上がりを見せていた本イベントも終盤に。竹達は「私自身としても、今回初めて『葬送のフリーレン』のイベントに立たせていただけて、嬉しい気持ちでいっぱいです。アフレコ当時の思い出やどんな気持ちでアウラと向き合ってきたかなど改めて私自身も思い出すことができました。アウラは自分の想像以上に話題になって、2年経っても愛していただけるキャラクターになって幸せな気持ちです。フリーレンたちの旅はこれからも続きますので、皆さんぜひ応援していただいて、楽しんでいただけたら嬉しいです」とファンに向けて、感謝を語った。
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