杉咲花主演『ミーツ・ザ・ワールド』劇中アニメ「ミート・イズ・マイン」映像解禁 村瀬歩ら豪華…

2025/10/07 22:37 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

 俳優の杉咲花が主演する映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)より、劇中に登場する擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」のアニメーション映像が解禁された。

【動画】日常系焼肉アニメ「ミート・イズ・マイン」第35話

 本作で杉咲が演じるのは、自分のことは好きになれない27歳の主人公・由嘉里。そんな彼女がこよなく愛しているのが、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」だ。村瀬歩ら人気声優が集結し、焼肉を擬人化したキャラクターたちの、ほのぼのとした学園生活を描く。

 本当に劇中作品かと疑うほどのクオリティではじまるOP曲は、ハラミッチのキャラクターボイス(CV)を務める阿座上洋平とヒレ様のCVを務める田丸篤志が歌唱。それぞれの個性が際立つ立ち絵や、かわいらしいSDキャラも登場し、何度もリピートしたくなるOPに仕上がっている。

 松居大悟監督は映画本編に加え、アニメーションの総監督も担い、アニメーション監督の深瀬沙哉(UWAN Pictures)とともに1年かけて「ミート・イズ・マイン」を制作。同時進行で漫画、同人誌といった二次創作の制作も手がけた。「中途半端に作ったら由嘉里が素敵に見えなくなってしまうため、がっつり取り組むことに迷いはありませんでしたが、3本くらい同時に映画を作っている感覚でパンクしそうでした」と明かしている。

 「原作からヒントをいただきつつ、日常系なのかドタバタ系なのかといったジャンルや、アニメの世界観や全キャラの性格づけ、キャラクターデザインや制服等のビジュアルの方向性を決めて、ショートアニメ3話分の脚本を作りました。ただそのままでは作画作業には入れないので、コンテを切って、オープニング曲の作詞もして……。同時進行で二次創作作家さんたちにカップリングを提案して制作に入っていただき、1年ほどかけて仕上げていきました」と振り返っている。

 このたび配信されたアニメ本編は、第35話「昼ごはん」。トモサン(CV:村瀬歩)、ウルテ(CV:坂田将吾)、カイノミン(CV:三浦勝之)、シビレン(CV:入江玲於奈)はお昼ご飯を食べるいつメン。ウルテのお弁当には歯ごたえのある食材がぎっしりでガリガリと歪な音を響かせながら食べると、周りは引き気味に…。カイノミンは菓子パン、シビレンはグミとそれぞれの個性爆発なお昼ごはんに笑いが広がる。

 そんな4人の前に現れたのは、お弁当を忘れて空腹で倒れ込むヒレ様(CV:田丸)。トモサンお手製のかわいいキャラ弁を前にたじろぐ姿は必見だ。ラストには、ヒレ様を待ちわびるハラミッチ(CV:阿座上)たちの姿も。

 映画本編で登場する回には、ターン(CV:橋詰知久)、カルビン(CV:竹田海渡)、レバヤン(CV:河西健吾)、ミノさん(CV:鶴田遼平)が登場する。

 劇中の推しカップリングとして由嘉里が愛してやまないのは、冷静沈着な眼鏡キャラ・ウルテと、天真爛漫な愛されキャラ・トモサンによる“ウルトモ”コンビ。

 短編ながらキャラクターの個性と魅力がしっかりと伝わるため、推しキャラや推しカプに出会えた暁には、『ミーツ・ザ・ワールド』鑑賞後に焼肉屋で“推し活”を楽しむのも一興だ。

 あわせて公開された場面写真では、由嘉里がライ(南琴奈)を連れて「ミート・イズ・マイン」の同人誌やグッズを買いに行くシーンが切り取られている。店内のレイアウトやディスプレイの細部まで徹底的に作り込まれており、アニメーションと実写の融合にも注目したい。

 本作は東京・歌舞伎町を舞台に、自分を好きになれない27歳の女性・由嘉里が、新たな世界と出会う姿を描く。原作は、デビュー作『蛇にピアス』で第130回芥川賞を受賞した金原ひとみの同名小説。撮影は歌舞伎町で行われ、街に生きる人々の居場所をスクリーンに刻んでいる。

 由嘉里が歌舞伎町で出会う人々として、南(キャバ嬢ライ役)、板垣李光人(ホストのアサヒ役)、蒼井優(作家ユキ役)、渋川清彦(BAR「寂寥」店主オシン役)らが出演する。


ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報