俳優の水谷豊が、自ら脚本・監督を務めた自主制作映画を完成させたことが明らかになった。5日にテレビ朝日で放送された『豊さんと憲武ちゃん！旅する相棒』内で、木梨憲武が「反町ちゃん（反町隆史）と一緒に試写を観た」と切り出したことで発覚した。

【画像】水谷豊の娘で俳優の趣里

　さらに同映画には、水谷の娘で俳優の趣里が出演していることも明らかに。水谷によると、趣里のほうから「出てもいいけど」と言い出してくれたといい、「自分が監督した映画に趣里が出てくれるなんて、想像できなかった」とうれしそうに語った。

　12歳で芸能活動を始め、今年で活動60年を迎える水谷。国民的ドラマ『相棒』（テレビ朝日）の杉下右京役としてもおなじみだが、俳優業の傍ら、映画監督としても精力的に作品を発表してきた。

　番組内では、「やってもやっても“やった気”がしないと思いながらここまで来た。でも、自主制作映画の仕上げ作業をしているとき、完成に近づいた頃に“あぁ、（自分の世界が）始まったな”と感じた。初めての感覚でした。ここからまた始まるんだと思って」と語り、72歳にしてなお尽きない創作意欲をのぞかせた。

　なお、この自主制作映画の公開は「決まっていない」とのこと。しかしながら、趣里といえば先月、第1子を無事出産したことを発表しており、公私ともに新たな節目を迎えたばかり。父・水谷との“初タッグ”は、親子それぞれにとって大きな意味を持つ作品になりそうだ。

　あわせて、2026年1月2日放送のテレビ朝日系スポーツ特番への水谷の参戦決定も発表された。