映画『トロン:アレス』映像革新再び、IMAX特別映像解禁 各種ラージフォーマット上映も決定

2025/10/01 09:33 

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『トロン:アレス』(10月10日より日米同時公開)プレミアムラージフォーマットポスター(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 10月10日公開の『トロン:アレス』が、通常上映(2D)に加え、IMAX及びScreenX、Dolby Cinema、4DX・MX4D、ULTRA 4DXのプレミアムラージフォーマットでの上映が決定し、各種ポスタービジュアルと入場者プレゼント情報が発表された。IMAX上映への期待が高まる特別映像も公開されている。

【動画】『トロン:アレス』特別映像「新・映像革命をIMAXで体験せよ」

 1982年に公開された『トロン』は、世界で初めて長編映画として本格的にCGを導入し、その革新的な技術と映像表現で映画史に名を刻んだ。以降、ジェームズ・キャメロンやジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ティム・バートン、ウォシャウスキー兄弟など名だたる映画監督に影響を与え、CGアニメーションの可能性を広げる契機となった。ピクサー創設者のジョン・ラセターも「『トロン』がなければ『トイ・ストーリー』は生まれなかった」と語っている。

 シリーズではこれまで人間がデジタル世界に入る物語が描かれてきたが、最新作『トロン:アレス』では逆に「デジタル世界から現実世界へ」という設定が初めて導入される。“超高度AIプログラム”が実体化し、現実に姿を現すというストーリーだ。主人公となるAI兵士アレスは圧倒的な力と知能を持つ究極の兵士だが、現実世界に存在できるのは29分間。“永遠”を求めて暴走を始めたAI兵士たちが、人間社会を侵食していく姿が描かれる。

 これまで、ゲームやアニメーションをはじめとしたカルチャー全般に影響を及ぼしてきた「トロン」シリーズ。CGによるデジタル世界と人間世界の融合。そして、ライトサイクルやレコグナイザー等のマシンや、ディスクを使ったスタイリッシュなアクションなど、いつの時代も洗練された“未来のヴィジョン”を見せ続けてきた。

 最新作では、”Filmed for IMAX”として最新技術のIMAX独自カメラで撮影されており、シリーズならではのデジタル世界の映像や人間とAIの戦いをIMAXだけでしか見られない画角・大画面で体感できる。なお、IMAX上映では入場者特典として限定ポスター(A3サイズ)が配布される予定(※先着、数量限定、無くなり次第終了)。

 あわせて公開された特別映像では、主演のジャレッド・レトが「理想の映像体験をすることができる」と自信を示し、共演のグレタ・リーは「アトラクションのような映画ってよく言うけど これこそ本物のアトラクションよ」と評している。ジョディ・ターナー=スミスも「映画を超えたイベント映画とはまさにこれIMAXでないとこの体験はできないし、その体験のためにこの映画はあるのよ」と強調。監督のヨアヒム・ローニングは「IMAXならではの没入感と、ナイン・インチ・ネイルズによる音楽が本作を支えている」と語っている。


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