松村北斗、『秒速5センチメートル』子役・上田悠斗&白山乃愛と大阪・梅田の観覧車を満喫

2025/09/30 05:55 

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劇場用実写映画『秒速5センチメートル』のキャンペーンで大阪を訪れた(左から)松村北斗、白山乃愛、上田悠斗

 SixTONESの松村北斗(30)、俳優の上田悠斗(11)、白山乃愛(13)が27日、劇場用実写映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)のキャンペーンで大阪を訪れ、梅田のランドマーク・直径75メートルの赤い観覧車に乗車。地上約106メートルから大阪の街並みを一望できる絶景を背景に、3人で約15分間の空の旅を楽しんだ。

【写真】『秒速5センチメートル』大阪にサプライズ登場した松村北斗

 観覧車にはスタッフは同乗せず、3人だけの“密室空間”に。白山が「すごーい!」と歓声をあげ、松村が「揺れるねえ!」と声を弾ませる一方、上田は「怖い(笑)」と不安げな声も。松村が「怖いか?(笑)無理しないでね。あっち側が、見晴らしがいいのかな?」と気遣いながら、初めての観覧車に目を輝かせる白山と、不安そうな上田の対照的な反応をなごませた。

 松村が「二人は大阪になじみがあるの?」と話しかけ、3人はそれぞれの“大阪エピソード”を披露。白山は「時々来ています!上から見ることなんてあまりないので、街並みが全然分からないです」と話し、上田は「おじいちゃんの家が大阪にあってよく遊びに来ました」と地元との縁を明かした。松村も「何週間もこの辺に泊まりながら舞台をやっていたこともあったな」と、語り合った。

 ゴンドラがゆっくりと上昇するにつれて、徐々に見える視界が開けてくると、「駅だ!」と外の景色を見る余裕が出てきた上田。松村は、「まずは、駅が見えるんだね。この辺はショッピングできる場所かな。これは俺もちょっと怖いかも、ちょっと下を覗いてみる?」と茶目っ気たっぷりに誘うと、上田は「いやいや!(笑)」と言いつつも、少しずつ慣れてきた様子。

 一方の白山も「わーすごい!」と、怖気づくことなく興味津々に、眼下に広がる街並みをのぞき込み、「私、高いところ得意かも!あんまり怖くないし、気持ちいい!」と観覧車デビューを楽しんでいた。

 どんどん上昇していく観覧車の中で、松村が「二人は大阪で来た場所、覚えてる?」と尋ねると、白山は「大阪城に行ったことがある!」、上田は「通天閣とあべのハルカス」と返答。「頂上に行ったら見られるかな?」(白山)と、大阪の名所を探しで大はしゃぎ。

 大阪のたこ焼きについて、「どっちが良いとかではないけど、東京とは全然違うよね」という松村に、白山も「(大阪は)とろとろしている」。上田は「(以前)通天閣近くでかすうどんを食べた」と言うと、松村が「かすうどん、めっちゃ好き!さっきも食べて、おいしかった…」と明かしていた。

 そんなグルメの話をしているうちにゴンドラは頂上へ到達。頂上では、「『秒速5センチメートル』の“5”のポーズをしよう!」という松村の提案に、3人で手のひらで「5」を作りながら、大パノラマの絶景をバックに、松村の自撮りによって記念写真撮影。笑顔あふれる、ここでしか撮れない貴重な一枚となった。

 後半は、『秒速5センチメートル』の話に。公開が近づくにつれて、『秒速5センチメートル』の予告映像や情報を目にする機会が増えている中、松村は「今、乃愛ちゃんは中学校で、悠斗は小学校だよね。学校で『あれ見たよ!』とか言われる?」と尋ねると、白山は「あります!」と即答。上田も「毎日のように言われる!」と笑顔。「小学校でも『秒速5センチメートル』をみんな知っているんだね。すごいな」と松村もうれしそう。

 さらに松村から撮影と学業の両立について聞かれた白山は「(本作の撮影中も)ちゃんと切り替えができました」と答えながらも、学校では「乃愛」、現場では「明里」と呼ばれて混乱することもあったと明かした。

 一方、上田には「現場では貴樹なのに、不意に悠斗と呼ばれると、『あ、そうだ、俺が悠斗だ』とはならなかった?」と問いかけた松村。上田は「ちょくちょくありました。そもそも、俳優の仕事が初めてで…」と初々しいリアクションを見せた。松村は「そっか!初めてなのに、よくあんなに上手なお芝居をしたよね。相性がぴったりだった」と2人の演技を絶賛。その後も地方撮影の際のお土産についてや、大阪でやりたいことなど、なごやかに会話が弾む中、観覧車は一周を終えた。

 降車後、松村は「悠斗は、最初の頃は今より身長も低かったし、(恥ずかしさからか)あまりしゃべってくれなかったけれど、今は身長もかなり伸びて、ちゃんと自分の考えを言葉にしていて、すごく大人になったなあと。そんなことを思っていたら、観覧車を怖がっていて、『めっちゃかわいい…!』と思いながら乗っていました。乃愛ちゃんは観覧車の中でも、ずっと立派なこと言っていて、途中でたじろいじゃって(笑)。撮影中のことを聞くと、あまりにしっかりしているので、もっと難しい質問を考えた方がいいのかなと思うぐらいでした。楽しかったです」と感想を語った。

 上田は「初めてこんなに高い観覧車に乗って、しかも、3人きりだったので、あっという間で楽しかったです」。白山は「観覧車に乗ること自体が初めてで、最初は緊張していたのですが、とても楽しかったし、3人でいろいろお話できたので、初めてがこの観覧車で良かったなと改めて思いました。初めての観覧車がこの3人で良かった」と笑顔を見せた。

 そんな2人を見て、「2人の雰囲気や温度感がそっくりで、相性が良くて、貴樹と明里を演じる2人だな、と思いました」と、やわらかな眼差しを向けていた。

 その後、3人はTOHOシネマズ なんばで開催された特別試写会にサプライズ登壇して観客を沸かせた。

 本作は、新海誠監督のアニメーション映画『秒速5センチメートル』が原作。東京の小学校で出会った遠野貴樹(松村)と篠原明里(高畑充希)の18年間にわたる感動ストーリー。心を交わした2人は、異なる人生を歩み、雪の桜の木の下で交わした「2009年3月26日、またここで会おう」という約束の日が近づいてくる。貴樹の幼少期を上田、明里の幼少期を白山が演じる。
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