大山のぶ代さんを偲ぶ会がしめやかに 野沢雅子ら関係者250人が参列

2025/09/29 16:08 

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大山のぶ代さんを偲ぶ会の模様

 昨年9月29日に老衰で亡くなった声優の大山のぶ代さん(享年90)を偲ぶ会が29日、都内でしめやかに営まれた。

【写真】会場に飾られた写真や思い出の品々

 偲ぶ会には関係者約250人が参列。黙祷で始まった偲ぶ会は、大山さんのマネージャー・小林明子氏が生前後見人としてあいさつした。発起人の毒蝮三太夫のほか、親交の深かった野村道子、野沢雅子などが弔事を読み、大山さんを偲んだ。毒蝮が急きょ十朱幸代をマイク前に呼び、2人並んで大山さんをにこやかに振り返る場面や、スケジュールの都合で出席が叶わなかった発起人の1人である黒柳徹子からのメッセージも読まれた。

 最後に大山さんが好きだった白菊を用い、参列者が献花。大山さんを偲んだ。

 祭壇には、白の胡蝶蘭、スプレーカーネーション、スプレーマム、バラ、紫のカーネーション、トルコキキョウが約8000本飾られ、大山さんが好きだったという白と紫で彩られた。遺影は『ドラえもん』の映画のインタビューの際に撮影されたものが選ばれた。

 また、会場は、大山さんゆかりの品々30点。ドラえもんの貯金箱、ロボット、置物、ドラえもんの台本、ドラえもんのレコード、のらくろの台本、モノクマのぬいぐるみ、大山さん関連の書籍、大山さんが出演した番組・作品のビデオ、大山さんと親交の深い方々との写真、大山さんが獲得した賞状やトロフィーなど、思い出が詰まった品々が並べられた。

 偲ぶ会にはほかに、清水マリ、羽佐間道夫、山田邦子、水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみなどが参列した。

 大山さんは、1933年10月16日生まれ、東京都出身。O型。1979年~2005年の間、テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』のドラえもん役を担当。ほか、『名犬ラッシー』『ブーフーウー』『ハリスの旋風』などの声優を務める。夫は俳優の砂川啓介さん。
ORICON NEWS

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