蒔田彩珠、女子高生カップル演じ「知らなかった世界を知れた」 女性同士での初キスシーンも

2025/09/27 16:45 

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短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』公開記念舞台あいさつに登場した(左から)碧木愛莉、蒔田彩珠、洪先恵監督 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の蒔田彩珠、碧木愛莉、洪先恵監督が27日、都内で行われた短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』公開記念舞台あいさつに登場した。

【写真】雰囲気良すぎ!舞台あいさつで笑顔の碧木愛莉、蒔田彩珠、洪先恵監督

 主演を務めるのは、ドラマ『御上先生』や主演映画『消滅世界』の公開も控えるなど話題作への出演が続く蒔田。共演は、ドラマ『顔に泥を塗る』や映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』などに出演した碧木。

 茨城の田舎町に住む16歳の女子高生カップル、仁美(蒔田)と菜穂(碧木)。アイドルになることを夢見る菜穂を、仁美は献身的に支えていた。ある日、菜穂から「K-POPアイドルになるため韓国に行く」と告げられ、2人に突然の別れが訪れる。

 蒔田は「私は同性愛の役をやったことがなくて、女性の方とのキスシーンも今回初めてだったんです」と告白。緊張もあったというが「衣装合わせも兼ねて二人で遊ぼうという時間を設けてくださって、楽しく撮影に入れました。プリクラ撮ったりしました(笑)」とにっこり。

 一方、碧木は「オーディションだったんですけど、お相手が蒔田さんと聞かされたときにとても驚いて。光栄だなと思いましたし、台本を読んで楽しみになりました」と出演が決まったときの思いを明かした。

 短編映画としては異例の単独上映という形で劇場公開される本作。「誰かへポジティブな影響を与えられるような作品になったらいいなと思います。ぜひ広めてください」と碧木。最後には蒔田が「21歳のときに撮影したんですが、今の時代に同年代の愛莉ちゃんと、こういった題材を自分が若いときにやることで、自分が知らなかった世界を知ることができました。撮影しながらも、完成した作品を見ても、私たちには明るい未来がいっぱい待っているんだなと思いました。将来は何でもできるという勇気を与えられる作品になっていたらいいなと思います」と呼びかけた。
ORICON NEWS

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