千鳥・大悟、志村けんさんを語る 共演した「終電コント」に秘められたリアルな酒席の空気感

2025/09/23 06:30 

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23日放送『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』(C)フジテレビ

 ザ・ドリフターズの2時間特番『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』が、フジテレビ系で23日午後7時から放送される。番組には大悟(千鳥)も出演。志村けんさんとは、生前、日によっては2回も飲むなど“週に8回”ペースで飲みに行き、志村さんが亡き後にはその愛車を購入するなど、深い絆も有名な大悟に今回番組スタッフが改めてインタビュー。志村とのコントづくりの思い出を語る。

【写真】ドリフ名作コントのセットや小物を豪華に組み合わせ

 今回大放出されるドリビアには、「変なおじさん」や「バカ殿様」など志村さんにまつわるものも続々登場。毎日を超え“週8”で酒を飲み、志村さんを“師匠”と呼び慕う大悟が思い出を語る。

 そもそも大悟は、千鳥の漫才の際はボケ役。しかし、志村さんとのコントでは、ツッコミ役に。これも実はプライベートでの2人の関係性をそのまま表しているのだという。今夜、2人が共演した「終電コント」を再び放送。駅員役の大悟が酔っ払い客に扮(ふん)した志村さんをどうにか電車から降ろそうと奮闘するコントだが、実は、コント中にもかかわらず2人のプライベートの酒席でのやりとりを持ち出しつっこむシーンもあり…。

 また、「ひとみばあさん」での共演コント前には、好きなようにやってもらうため志村さんから「肥後(克広)さんとやった過去のコントは見るな」とアドバイスをもらったという。そのアドバイス通り過去の作品を見ずに挑んだ結果、思わぬ波乱の展開もあったそう。また、この“あえて見るな”という教えには加藤も共感。「過去のコントを見ちゃうと、それに近づけようとしてしまうので大悟くんの良さがなくなってしまう。大悟くんなりの個性があるからそれを生かしたい」と、もし加藤が志村の立場だったとしても同じことを言うだろうと語る。

 逸話を振り返りながら、ザ・ドリフターズの長年の歴史を改めて思い出した加藤と高木。収録後、加藤は「ドリフが初めて取り入れたこともあったけど、ドリフのやり方は間違ってなかったのだなと思った」、高木は「“こんなこともやったんだ、あんなこともやったんだ”と気持ちが膨らんでいくのを感じた」と思いを巡らせた。
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