映画ランキング:『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』初登場1位 7位『宝島』8位『ひゃくえむ…

2025/09/22 20:20 

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劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(C)2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト (C)藤本タツキ/集英社

 最新の全国映画動員ランキング(9月19日~21日の3日間集計、興行通信社調べ)は、『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』が、週末3日間で動員80万7000人、興行収入12億5100万円をあげ初登場1位を飾った。

【画像】今週のTOP10入り作品のビジュアル

 原作はシリーズ累計発行部数3000万部を突破し、現在も連載中の鬼才・藤本タツキによる人気コミック。2022年にTVアニメが放送され、国内だけでなく世界中で高い評価を獲得する中、連載当時から熱狂的な人気を博したエピソード“レゼ篇”を映画化した。TVアニメ版に引き続きMAPPAがアニメーション制作、TVアニメ版でアクションディレクターを担当した吉原達矢が監督を務める。TVアニメ版のオープニングテーマを手掛けた米津玄師が主題歌を手がけ、エンディングテーマでは米津と宇多田ヒカルがコラボレーションしているのも話題となっている。

 公開から9週連続で1位に君臨していた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、週末3日間で動員39万人、興収6億4500万円をあげ2位となった。累計成績は、動員2362万人、興収340億円を超えている。

 公開から4週目を迎えた『8番出口』は週末3日間で動員23万7000人、興収3億4000万円をあげ先週に続いて3位の座をキープした。推計では動員261万人、興収37億円を突破している。

 先週2位でスタートを切った『ブラック・ショーマン』は週末3日間で動員19万8000人、興収2億8000万円をあげ4位にランクイン。

 新作では、戦後の沖縄で混沌とした時代を全力で駆け抜けた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの姿を描き、第160回直木賞を受賞した真藤順丈の小説を映画化した『宝島』が週末3日間で動員11万4000人、興収1億5600万円をあげ7位に初登場。「るろうに剣心」シリーズの大友啓史が監督を務め、主演の妻夫木聡をはじめ、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結した。

 8位に新作『ひゃくえむ。』がランクイン。『チ。 地球の運動について』が話題の漫画家・魚豊の連載デビュー作で、陸上競技の世界で100メートル走に魅せられた者たちの狂気と情熱を描く。監督は岩井澤健治。声の出演は松坂桃李、染谷将太ほか。

 既存作品では、5位をキープした 『国宝』が、累計で動員1050万人、興収148億円を突破した。

■全国映画動員ランキングトップ10(9月19日~21日)

1(NEW)劇場版 チェンソーマン レゼ篇(公開週1)
2(1↓)劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(10)
3(3→)8番出口(4)
4(2↓)ブラック・ショーマン(2)
5(5→)国宝(16)
6(4↓)映画キミとアイドルプリキュア♪お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!(2)
7(NEW)宝島(1)
8(NEW)ひゃくえむ。(1)
9(8↓)カラダ探し THE LAST NIGHT(3)
10(7↓)劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション(8)
※11(6↓)ベートーヴェン捏造(2)
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