『ぼくたちん家』トーヨコ中学生を取り巻くキャスト発表 麻生久美子、光石研、坂井真紀出演

2025/09/09 05:30 

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日本テレビ系新日曜ドラマ『ぼくたちん家』に出演する(左から)麻生久美子、光石研、坂井真紀

 俳優の麻生久美子、光石研、坂井真紀が、及川光博が主演を務め、手越祐也が共演する、日本テレビ系新日曜ドラマ『ぼくたちん家』(10月12日スタート、毎週日曜 後10:30)に出演することが9日、発表された。トーヨコ中学生・楠ほたる(白鳥玉季)を取り巻く人々を演じる。

【写真】犬2匹も!雨宿りする3人のポスタービジュアル

 同作は、さまざまな偏見の中で生きる“社会のすみっこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。及川は主人公の心優しきゲイ・波多野玄一、手越は中学教師でクールなゲイの作田索を演じる。白鳥が演じる15歳のトーヨコ中学生・楠ほたるが、2人の恋物語をかき乱す。

 今回は、ほたるを取り巻くキャストが発表された。麻生は、ほたるの母親・楠ともえを演じる。名実ともに実力派俳優として多数の作品に出演し、最近では日韓共同制作の完全オリジナルドラマ『魔物』(テレビ朝日系/1月期)で挑戦した、殺人容疑者との禁断の愛に身を焦がすという大胆な役柄も話題を呼んだ。今作では愛娘を置いて訳あって逃亡中の謎多き母親役を演じる。今年デビュー30周年を迎え、ますます輝きを放つ彼女が、物語の鍵を握る。

 光石は、ともえの元夫・市ヶ谷仁を演じる。ほたるが9歳の時に離婚し、現在は再婚して新たな家族がいる中、ほたるに接近していくその真の理由とは。名バイプレーヤーとして様々な話題作で活躍し、父親役の経験も豊富な光石が物語に波紋を呼ぶ。

 そして、坂井はアパートの大家・井の頭今日子を演じる。映画・ドラマ・舞台と問わず活躍し、2026年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演も控える真紀。玄一、索、ほたるを繋ぐ太陽的存在である井の頭が、“秘密の共犯者”となり物語に深く関わっていく。

 本作出演に向けて、麻生は「今作品ほど問題を抱えているといいますか、問題を起こしてしまった役ははじめてなので、今からどのように演じようかと悩みつつも楽しみにしています」とコメント。光石は「主演は及川さんでその恋のお相手役が手越さんとお聞きして、このお2人なら、この手強い人物像を、ペーソス込めてやられると確信しています。僕自身初共演ですが、今から楽しみです」と期待を込め、坂井は「台本を読んで、なんだか救われたような気持ちになって、そうか、私も私なりにもがき続けているもんな、なんて感じながら、うおーっと力が湧いたんです。皆さんにはどのように届くのか、とても楽しみです」とコメントを寄せた。

【コメント全文】
■麻生久美子(楠ともえ役)
プロデューサーの河野さんとは『泣くな、はらちゃん』『弱くても勝てます』『奇跡の人』と3作品でご一緒させていただき、いつもひとクセある役を演じさせていただきましたが、今作品ほど問題を抱えているといいますか、問題を起こしてしまった役ははじめてなので、今からどのように演じようかと悩みつつも楽しみにしています。

みなさんの活力になるような作品にできたらと思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです。

■光石研(市ヶ谷仁役)
河野プロデューサーの創り出す作品には、いつも驚かされます。家族モノ、学園モノ、体育会モノ、漫画原作モノ、演芸モノ…etc。しかしそのすべてが、社会に向け、社会に問う。今回もしっかり、その刃先は「今」にフォーカスされてます。

主演は及川さんでその恋のお相手役が手越さんとお聞きして、このお2人なら、この手強い人物像を軽やかに、ペーソス込めてやられると確信しています。僕自身初共演ですが、今から楽しみデス。そして、旧知の麻生さん、坂井さん、などなど個性派の皆さんが名を連ねて、このお仲間に入れていただき、本当に感激です!

■坂井真紀(井の頭今日子役)
河野プロデューサーにはロックンロールの香りがあって、その作品たちにも独自の音と信念を感じます。私はいつもそこに惹かれます。今回も心がわくわくする台本と役をいただきました。そして、台本を読んで、なんだか救われたような気持ちになって、そうか、私も私なりにもがき続けているもんな、なんて感じながら、うおーっと力が湧いたんです。皆さんにはどのように届くのか、とても楽しみです。
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