『暗殺教室』10年ぶり完全新作、劇場版が来年3月公開 未映像化のエピソードでキャスト続投

2025/09/08 00:00 

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『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』のティザービジュアル (C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

 アニメ『暗殺教室』の完全新作『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』が制作され、2026年3月20日に公開されることが決定した。新作は第2期放送終了後の2016年以来、10年ぶりとなり、これまで映像化されなかったエピソードが完全新規で制作される。あわせてティザービジュアルと特報映像も解禁された。

【動画】10年ぶり新作!懐かしいキャラの姿も…公開された劇場版『暗殺教室』映像

 今回の劇場版はテレビアニメ放送10周年を記念して制作され、キャストはテレビシリーズのメンバーが続投。監督はサンライズ出身で数多くのテレビアニメに携わり、これが劇場版初監督となる北村真咲氏、脚本はテレビシリーズで構成・脚本を担当した上江洲誠氏、キャラクターデザインは樋上あや氏、アニメーション制作はLercheが担当する。

 公開された特報映像では殺せんせーのナレーションとともに新規カットが解禁。ティザービジュアルは、テレビシリーズや過去のイベントのビジュアルが掲出された旧校舎の廊下を渚と業が歩いており、これまでの歴史を感じさせる一枚になっている。2人を後ろからニュヤニュヤした笑顔で見つめる殺せんせーの手に握られている写真には、何が映っているのか期待が高まる。

 9月19日より全国の劇場でムビチケカードが販売開始。劇場購入時の特典として、描き下ろしの新規イラストを使用した両面イラストカード4種の内1枚がランダムで付いてくる。カードはスマホ裏サイズとなっており、描き下ろしイラストの裏面にはイラストの内容を補完するここでしか見れない生徒達のやり取りを描いたトーク画面が記載されている。

 『暗殺教室』は、マッハ20の速度と巨大パワーを持ち、地球を破壊すると宣言しながらも私立椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス“3年E組”の担任となった謎の生物「殺せんせー」と、卒業までに「殺せんせー」を暗殺することをミッションに課せられたE組の生徒たちの本気の1年間を描いた物語。

 原作は『週刊少年ジャンプ』にて2012年から2016年まで連載され、コミックは累計発行部数2700万部を突破。テレビアニメ第1期が2015年1月~6月、第2期が2016年1月~7月にかけて放送され、2015年には山田涼介が主演で実写映画も公開された。

■北村真咲(監督)コメント
 長い間『暗殺教室』を愛してくださった皆様に、もう一度この教室をお届けできることを心から嬉しく思います。岸監督が大事にしてきた空気感を受け継ぎながら、劇場版ならではの迫力や新しい一面を加えたいと思い取り組みました。観終わったあとに、「やっぱり暗殺教室が好きだ」と思っていただけたら何よりです。

■上江洲誠(脚本家)コメント
 まだ僕が脚本家として期待の超新星だった頃です。週刊ジャンプ作品のシリーズ構成という大役に預かり大変光栄に思い緊張したことを覚えています。準備万端、気合充分、松井優征先生との協力体制もばっちりで、暗殺教室のプロジェクトは大成功しました。が、もちろん制約の中で作られる物でもありますから、あれもこれもやりたかったという気持ちもありました。あれから10年、ええそうです、あれもこれもやります!アニメ『暗殺教室』を完全なものにするための映画です。ご安心ください、完全新作です!

■樋上あや(キャラクターデザイン)コメント
 いちファンとして当時アニメで見たかったあの話やこんな話…10年の時を経てアニメ化できるとは思いませんでした。最近暗殺教室を知った方はもちろん、10年前に見ていたよという方も是非、同窓会だと思って劇場までE組の皆と殺せんせーに会いに来てくださいね。


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