竹野内豊、戦争題材にした映画の必要性語る 80年の節目に改めて実感「どんな作風に仕上がった…

2025/08/27 17:48 

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本作への思いを語った竹野内豊 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の竹野内豊が27日、都内で行われた映画『雪風 YUKIKAZE』大ヒット御礼舞台あいさつに登場。戦後80年の節目に公開された本作への思いを語った。

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 竹野内はこれから作品を鑑賞する観客に向け、「この作品に関する思い、たくさんこの胸の中にあります」と語りかけると「戦後80年という節目に、『雪風』を世に送り出せることは大きな意味があると思います」としみじみと語った。

また多くの命が失われた事実を作品として描くことについて、「戦争映画はいつでも賛否が分かれると思う。私はどんな作風に仕上がったとしても、戦争を伝える人がいなくなる中で、多くの人に事実を知ってもらうことは非常に意味のあることだと思う」と強調した。

 同作は、太平洋戦争中に実在した一隻の駆逐艦(くちくかん)「雪風」の知られざる史実を背景に、戦中、戦後、さらに現代へとつながる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を壮大なスケールで描く。戦後80年、昭和100年という節目となる本年の終戦記念日8月15日から全国358館にて劇場公開が始まった。

 イベントには竹野内のほか、奥平大兼、田中麗奈が登壇した。
ORICON NEWS

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