南沙良、初の海外映画でヒロインに抜てき「緊張より楽しさ」香港映画で本格アクション挑戦

2025/08/22 13:07 

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香港映画『ROAD TO VENDETTA』に出演していることが発表された南沙良

 俳優・南沙良が、香港映画『ROAD TO VENDETTA』で自身初となる海外作品にヒロイン役として出演することが発表された。さらに同作は、アメリカで開催される世界的映画祭「Fantastic Fest 2025」のコンペティション部門に正式選出され、世界初上映されることが決まった。

【画像】香港映画『ROAD TO VENDETTA』場面写真

 本作で南が演じるのは、物語の核となる「日本人少女・雲(くも)」。謎の暗殺者組織に属する殺し屋No.4(ジェフリー・ガイ)がヤクザのボス暗殺のために日本へ送られるところから物語は始まる。雲は依頼主でありながらNo.4を奇襲し、彼を自らの計画に巻き込んでいく。全財産を投じて復讐を誓った雲のまっすぐな想いが、物語を大きく動かす重要な役どころだ。

 初の香港映画出演にしてアクションジャンルへの挑戦となった南は、「初めての挑戦が多い作品で緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じました。Fantastic Fest 2025に選出され、大変光栄に思います。世界初上映を先行してご覧いただく皆さまの反応が楽しみ」とコメントしている。

 香港の映画会社「mm2 Hong Kong」とライツキューブの共同プロデュースにより制作。香港およびマカオではユニバーサル・ピクチャーズ(Hong Kong)が配給を担当し、12月4日に劇場公開予定となっている。

 監督は新鋭リョン・コイイン、プロデューサーはマニ・マンが務める。「Fantastic Fest 2025」への出品について、マニは「『イップ・マン 葉問』や『導火線 FLASH POINT』以来、香港映画がFantastic Festに選出されるのは十数年ぶりの快挙」と語り、国際的評価の高さを示すものとして期待を寄せた。

■南沙良のコメント

  映画『ROAD TO VENDETTA』に出演させていただきます。自分にとって初めての挑戦が多い作品で緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じていました。天真爛漫なかわいらしさを持っている雲は、演じていてとても新鮮でしたし、雲のまっすぐな想い、そしてNo.4の存在に何度も心を動かされました。

 そしてアメリカの映画祭「Fantastic Fest 2025」に選出されること、大変光栄に思います。世界初上映ということで、先行してご覧いただく皆さまがどう感じられるか、とても楽しみです。
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