佐藤健&宮崎優『グラスハート』体感上映会 ライブさながらの熱狂に「こんな試写会は初めて」

2025/08/16 08:30 

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Netflixシリーズ『グラスハート』体感上映会に佐藤健、宮崎優が登場

 Netflixシリーズ『グラスハート』の「体感上映会」が15日、東京・ユナイテッドシネマアクアシティお台場で開催された。主演・共同エグゼクティブプロデューサーの佐藤健と、共演の宮崎優(※崎=たつさき)が出席し、観客とともに最終話(第10話)を大スクリーンと特別演出で鑑賞した。

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 イベントは第9話の上映からスタート。本編が終わると突然、宮崎が「先生、緊張しますね」と客席から声をかけ、佐藤が「緊張しちゃうよね、朱音ちゃん」と応じた。その直後、劇中衣装の佐藤が客席後方から登場。観客にマイクを向けながら前方のステージまで歩くサプライズに、会場は大きな歓声に包まれた。

 トークタイムでは撮影秘話が続々と明かされた。第9話のキスシーンについて、宮崎が「クランクインして間もない時期にいきなり9話を撮ることになって、佐藤さんの無茶ぶりがあった」とプチクレーム。これに佐藤は「1月にクランクインして8ヶ月間撮影していましたが、あのシーンは寒い時期に撮りたかった。寒さは映像に映るんです。頬の赤みや白い息は、日本の冬でしか出せない」とこだわりを語った。

 また、共同エグゼクティブプロデューサーとしてキャストのスケジュール調整にも奔走。「町田啓太のシーンが大河ドラマと重なり、削られそうになったけれど、ごねて(笑)何とか調整してもらった」と裏話を披露。

 さらに「菅田将暉はスケジュールが一番取れない。3月までに全シーンを撮らなければならず、夏に予定していたシーンをどうするか悩みました。でも、出てくれると信じていた。そしたら、むちゃくちゃ増量して戻ってきた(笑)。ほかの作品をやっていたから仕方ないんだけど」とぶっちゃけて笑いを誘った。

 トークを挟んで上映された最終話は、迫力満点のライブシーンが中心。ペンライトやサイリウムを手にした観客は総立ちで歌い、手拍子を送り、照明演出も相まって会場全体が熱狂の渦に。涙を流す人や役名を叫ぶ声も響き、まるで音楽フェスのような一体感が生まれた。エキストラとしてライブシーンに参加した人も多く来場しており、作品への思いを分かち合った。

 観客の盛り上がりを間近に見た佐藤は「素晴らしい経験でした。こんな試写会は初めて。感無量です」と感激。宮崎も「10話は皆で観ることに意味がある。大きなスクリーンで共有できてうれしい」と笑顔を見せた。

 最後に佐藤は「恒例行事にしたいくらい楽しかった。また会えるように、皆さんで『グラスハート』を盛り上げてください」と呼びかけ、鳴り止まぬ拍手と歓声に包まれながら、特別な夜は幕を閉じた。


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