“みんなでやるもの”の概念を打ち崩す、2人で熱狂するボードゲーム10選

ボードゲーム

【写真】おうち時間がもっと濃くなる!ふたりでハマる“神ボドゲ”
■ バトルライン(Battle Line)
『バトルライン』は、古代ギリシャを舞台にした2人専用戦略カードゲーム。プレイヤーは“フラッグ”と呼ばれる9つの戦場を巡り、部隊カード(数字と色)を用いてポーカースタイルの役を形成し、フラッグを奪い合う。役の強さが勝敗を決め、隣接する3つを連続で取るか、過半数の5フラッグを先取したプレイヤーが勝利。戦術カードを加えると戦略の奥行が一層広がる。ルールはシンプルながら、運と読み合いのバランスで何度でも遊びたくなる奥深さがある
推奨人数:2人
プレイ時間:約30分
●おすすめポイント
・役作りによる駆け引きと心理戦が熱い
・ルールは簡単、プレイ時間も手頃で何度も遊べる
・戦術カードの追加で戦略の幅が広がる
■ ガイスター
『ガイスター』は、正体を隠したオバケ駒を使ったシンプルな心理戦ボードゲーム。プレイヤーは「良いオバケ」と「悪いオバケ」各4体を盤面に配置し、互いに1マスずつ動かしながら駆け引きを繰り広げる。勝利条件は以下のいずれか:相手の良いオバケを4体取る、自分の赤いオバケを相手に取らせる、または自分の良いオバケを相手の出口から脱出させる。少ない駒によるシンプルな操作で、心理戦やブラフが楽しめる名作で、初心者にもおすすめな一作だ
推奨人数:2人
プレイ時間:10〜20分
推奨年齢:6歳以上
●おすすめポイント
・シンプルなルールの奥に深い戦略がある
・短時間でリプレイ性が高く飽きにくい
・心理ゲームとして会話や笑いが自然と生まれる
■ 世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel)
『世界の七不思議:デュエル』は卓上文明育成をテーマにした2人専用の戦略カードゲーム。プレイヤーは文明を発展させながら軍事・科学・文明勝利のいずれかで相手に勝利を目指す。資源管理、カード選択の奥深さと、相手の動きを制限しながら戦略を組み立てる頭脳戦が魅力的。スリリングで対戦感のある魅力が凝縮されており、重量級ゲームの醍醐味を少人数体験できる一作として評価が高い。
推奨人数:2人
プレイ時間:約30分
推奨年齢:10歳以上
●おすすめポイント
・幅広い勝利条件で戦略の選択肢が豊富
・常に相手を牽制しながらの高度な駆け引き
・コンパクトながら重厚でリプレイ性が高い
■ クアルト
『クアルト』は4×4盤上で駒を配置する、単純だが戦略性の高い2人用ボードゲーム。駒には高さ・色・形状・材質など異なる属性があり、どれか一列に共通属性が揃えば勝利。相手に渡す駒を選ぶ点がユニークで、相手の接続を狙いつつ自分も揃うように仕組む読み合いが熱い。ルールは一見単純だが、深い戦略性と直感的な操作性で誰でも楽しめる普遍的な作品だ。
推奨人数:2人
プレイ時間:15分前後
推奨年齢:8歳以上
●おすすめポイント
・ルールは極めてシンプルでも戦略性が深い
・相手に駒を渡す独特の駆け引きが楽しい
・短時間で成立し、繰り返し遊べるテンポの良さ
■ パッチワーク
『パッチワーク』は、タイル配置と資源管理を核とする2人用ボードゲーム。両者は布パッチを模した形状のタイルを資源(ボタン)を消費して購入・配置し、ボードに隙間なく埋めていく。タイルの形や資源バランス、順番の先読みが勝敗を分ける奥深さがある。ゆっくりとした展開でじっくり考えるタイプの時間を楽しみたいときにぴったりな一作だ。
推奨人数:2人
プレイ時間:約30〜40分
推奨年齢:8歳以上
●おすすめポイント
・タイル配置のパズル要素が手応えあり
・タイミングと資源管理の駆け引きが面白い
・穏やかな集中感でゆったり遊べる
■ ジャイプル
『ジャイプル』はインドの市場を舞台にした2人カードゲーム。プレイヤーは絵柄資源を集めてセットとして売却し、勝利点と金貨を稼ぐ。売るタイミングやカードの取り合い、手札の管理が戦略のキモで、繰り返して遊びたくなるテンポの良さがある。短時間でサクッと遊べ、展開が読みやすいながら奥深さも残るバランスの良さで人気の高い名作だ。
推奨人数:2人
プレイ時間:約20分
推奨年齢:12歳以上
●おすすめポイント
・短時間でリズムよく遊べる爽快感
・売買タイミングの読み合いと柔軟な戦略
・カード管理の駆け引きが恋人や気心の知れた相手と盛り上がる
■ ロストシティ(Lost Cities)
『ロストシティ』は探検をテーマにした2人専用カードゲーム。複数の探検ルートにカードを昇順にプレイして得点を獲得し、コストを差し引いた純得点で勝敗が決まる。適度な運と戦略のかけひきがスリリングで、短時間でも濃密な展開が味わえる。コンポーネントがシンプルな分、思考に集中できるボードゲームの王道として高い人気を誇る。何度でも繰り返し対戦したくなる洗練された作品だ。
推奨人数:2人
プレイ時間:約30分以内
推奨年齢:10歳以上
●おすすめポイント
・運と戦略のバランスが心地よい緊張感を生む
・ルールが簡潔で即プレイできる手軽さ
・リプレイ性が高く、繰り返し楽しめる
■クラスク
デンマーク発の2人専用アクション・ボードゲームで、エアホッケーやテーブルサッカーの感覚を家庭で楽しめるミニサイズのゲームだ。プレイヤーはボード下にある磁石を操作し、上面の駒(スティーカー)を動かして小さなボールを相手のゴールに入れる。中央には3つの“ビスケット”(白い小磁石)があり、相手の駒にくっつけると得点になるなど、ルールはシンプルながら奥深い戦略性がある。素早い反射や動きが求められ、ゲーム展開は短くテンポ良く進むため、集中しつつ盛り上がること間違いない一作だ。
推奨人数:2人(※4人用バージョンもあり)
プレイ時間:約10分
推奨年齢:8歳以上
●おすすめポイント
・実物としてのスリルと動きの楽しさが気軽に楽しめる
・シンプルなルールながら反射神経と戦略のバランスが絶妙
・短時間で終わるため、何度でも繰り返し遊びたくなる
■ ゴブレット・ゴブラーズ
3×3マスの盤上で相手より先に自分の駒(ゴブラーズ)を縦・横・斜めに三つ並べて勝利を目指すゲーム。サイズが異なる駒で相手の駒を“被せる”動きがあり、単なる三目並べに知的戦略が加わっている。シンプルなルールで子どもから大人まで楽しめる一方、奥深い読み合いもあり、初見でもすぐに白熱する対戦が始まる。短時間で遊べて、何度でも繰り返したくなる魅力がある。
推奨人数:2人
プレイ時間:約5分
推奨年齢:5歳以上
●おすすめポイント
・「◯×ゲーム」ベースの直感的ルールで導入がスムーズ
・駒の大きさを利用した戦略性が奥深い
・圧倒的なテンポとリプレイ性で気軽に何度も楽しめる
■ ブロックス・デュオ
2人専用の抽象戦略ゲーム。各プレイヤーは異なる形状の21個のタイルを持ち、交互に盤上に角が接するように配置していく。相手のスペースをブロックしつつ、自分の置き場を広げる競争的な配置が勝敗を分ける。ルールが非常に簡単ながら、奥深い戦略性と“置く楽しさ”が詰まっており、手軽に頭脳戦を楽しみたいカップルや友人との対戦に最適。
推奨人数:2人
プレイ時間:数分
推奨年齢:7歳以上
●おすすめポイント
・ルールは簡単、戦略は深くどんどん試したくなる
・限られたスペースでの配置の駆け引きが白熱
・コンパクトで手軽、短時間でも満足感あり
■ 宝石の煌き:デュエル(Splendor Duel)
人気ゲーム『宝石の煌き』の2人専用デザイン。宝石のトークンを取得し、カードを購入して経済エンジンを構築する流れはそのままに、コンパクトでスピーディな対戦型に再構築されている。複数の勝利条件(カードの獲得や特殊権利)が存在し、戦略の幅が広いのが魅力。洗練されたゲーム性で、2人でも濃密な駆け引きを楽しめる仕上がりになっている。
推奨人数:2人
推奨年齢:10歳以上
●おすすめポイント
・経済エンジン構築の奥深さを2人で堪能できる
・複数の勝利パターンが戦略を豊かにする
・コンパクトで高密度なゲーム体験
■マンカラ
『マンカラ』は古代から続く、2人用の伝統的な取り合い・数取りボードゲーム。各プレイヤーは自分側の穴から石をすくって順に落とし、最後の石が落ちた場所に応じて相手の石を取るなど、シンプルな操作ながら深い読み合いと戦略が要求される。数百年単位の歴史を持ち、老若男女問わず楽しめる普遍的な魅力がある。静かに脳を使う時間を共有したい相手とのプレイにもぴったりだ。
推奨人数:2人
●おすすめポイント
・古典的知恵ゲームとして文化的な深みがある
・ルールはシンプルだが戦略性が高い
・心地よいリズムで静かな競争を楽しめる
■ ジキル vs ハイド(Jekyll vs Hyde)
トリックテイキング(出し札勝負)形式の2人専用カードゲーム。プレイヤーはジキル博士とハイド卿に分かれ、それぞれ対立する目的を持ってカードをプレイする。シリーズを通してアイデンティティの崩壊や心理的な駆け引きがテーマになり、3ラウンド制の構成や役割交代ルールなどにより、展開が変化する奥深さがある。微妙な心理戦とドラマ性が高く、読み合い好きに刺さる一作だ。
推奨人数:2人
プレイ時間:約20分
推奨年齢:14歳以上
●おすすめポイント
・文学的テーマと心理戦が混ざった独自の世界観
・役割交代やラウンドごとの変化で飽きさせない構造
・素早い展開でありながら考える余地が多いバランス
2人で遊ぶボードゲームは、単なる“遊び”を超えて、心の距離をぐっと縮めてくれるツールでもある。ゲームを通じて新たな一面に気づいたり、相手とのテンポを楽しんだりと、何気ない時間が思い出に変わるきっかけになるはずだ。今回紹介したボードゲームは、いずれも手軽に遊べて、それでいて奥深いものばかり。特別な日のためにも、なんでもない日の彩りにも、ぜひお気に入りのひとつを見つけてほしい。
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