森川智之、『映画クレヨンしんちゃん』で「デンジャー・ゾーン」熱唱 トム・クルーズには「連絡…

2025/08/08 21:44 

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『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』公開初日舞台あいさつの模様 (C)ORICON NewS inc.

 シリーズ32作目となる『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』が8日、公開初日を迎え、声優陣による舞台あいさつが東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。劇中衣装の野原しんのすけとボーちゃんが登場すると、場内には「しんちゃーん!」「ボーちゃん!」と子どもたちの歓声が響いた。

【画像】開初日舞台あいさつの模様

 壇上には、インドの大富豪ウルフ役の賀来賢人、現地ガイド・ウフンアハーン役の小峠英二と雑貨店のバイト役の西村瑞樹(ともにバイきんぐ)、エリート刑事役の山寺宏一、速水奨らゲスト声優陣のほか、しんのすけ役の小林由美子、ひろし役の森川智之、ひまわり役のこおろぎさとみ、ボーちゃん役の佐藤智恵、橋本昌和監督が出席した(みさえ役のならはしみきは体調不良で欠席)。

 賀来は「小さい頃から見ていた『クレヨンしんちゃん』の世界に自分が入れるなんて感動です。今は子どもと一緒に楽しんでいて、そんな中で参加できたことは本当に光栄」と喜びを語り、「これまで観てきた中でも“全部乗せ”のような、いろんなおかずが詰まったしんちゃん映画」と作品の魅力をアピールした。

 本作の舞台は“灼熱の国”インド。小峠はテレビ番組の収録で現地を訪れた際のエピソードを披露。「現地では週7回・18年間放送されていて、しんちゃんの知名度は100%。クラブで声をかけられ、『映画で声優をやった』と言ったら胴上げされました」と人気ぶりを明かした。

 この日の舞台あいさつでは、劇中でひろしが某ハリウッド映画で知られる「デンジャー・ゾーン」を歌っていることも明らかに。森川は「全部歌える人は少ないはず。そんな日本人を代表して歌わせてもらいました。劇中のひろしと同じようになると思います」と笑いを誘い、“♪Highway to the Danger Zone”以外は歌えないという“リアル”な演技に山寺が「トム・クルーズに怒られない?」とツッコミ。森川は「連絡はつくけど、言ってない」と応じ、トム・クルーズ公認の吹替声優らしい余裕をみせた。

 みさえの歌唱シーンもあることが公表され、こおろぎは「母の背中におぶさりながら一緒に歌わせてもらい、光栄でした。母としての力強さや責任感が込められた歌で、0歳児やお母さん方に刺さると思います」と語った。

 橋本監督は「子どもだけでなく大人のファンも大勢いますし、お子さんを連れて劇場に来てくださるお父さんやお母さんも多い。大人が盛り上がれるシーン、いわば“大人への応援歌”のような場面を入れたいとずっと考えていました」と、ひろし&みさえの歌唱シーンの狙いを説明した。

 また、山寺が自ら演じるキャラクター名「カビール・カッチャパパル・パッカパパル・カッチャパパル・パッカパーパル」をカンペなしで言おうとして噛んでしまい、カンペ使用で成功して会場を沸かせる一幕もあった。

 最後は観客とともに「ナマステファイヤー!」のかけ声でくす玉を割り、賀来は「しんちゃん愛が広がってほしい。外は灼熱ですが映画館は涼しいので、涼みながら熱い映画を楽しんでください」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
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