市原隼人、小泉進次郎農水大臣を訪問 『おいしい給食』シリーズで“食育”アピール

2025/08/05 16:00 

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農林水産省を訪問した(左から)綾部真弥監督、市原隼人、小泉進次郎農林水産大臣、岩淵規プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

 「おいしい給食」シリーズの最新作となる劇場版第4弾『おいしい給食 炎の修学旅行』(10月24日公開)で主演を務める、市原隼人(38)が5日、東京・農林水産省を訪問。小泉進次郎農林水産大臣と対談した。

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 市原が入室すると、映画『おいしい給食』のグッズを眺めていた小泉大臣は、「きょうは甘利田さんといったら良いのか、市原さんで良いのですか」と笑顔で声をかけ、歓迎した。市原は「市原で!」と応じ、2人は笑顔で握手を交わした。

 市原から作品について「お子様が保護者を抜きにしての初めての会食が給食ということで、優しさや愛情や悲しみを分け合っていただきたい。そんな活力になれば」との説明を受けた小泉大臣は「すばらしいですね。タイアップできてうれしいと思います」とうなずきながら、「実はきょうは農水省としてもすごい大事な日で、米価高騰の要因を検証したものを会議で発表するんですね。それを受けて、政策も歴史的な転換を迎えていく。そういった日に皆さんとお会いできて、感慨深い想いです」と語った。

 また、映画に関連して青森で稲作を体験したことがある市原は「農家の方に一生懸命汗水たらして作っていただいているんだな、日本の財産だなと」と、そのときの思いを振り返った。これに対し、小泉大臣は「我々も食育をしっかり進めなくてはいけないですし、全国の農業文化も大変な中で食のありがたみ、生産者への感謝も含めて伝わる素晴らしい機会なので、ともに広めていきたいと思います」と語り、共感を示していた。

 「おいしい給食」シリーズは、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。2019年にドラマがスタートし、現在までにドラマ3シリーズ、劇場版3本が公開されている。

 1984年(昭和59年)から始まった甘利田の物語は時系列で語られ続け、劇場版3弾『おいしい給食 Road to イカメシ』では1989年(平成元年)、平成の時代に突入。第4弾は1990年、舞台は引き続き函館となる。甘利田のライバル・粒来ケンは中学3年生になり、修学旅行へ。行き先は青森、岩手。学校から飛び出して、食の旅に出るという非日常性、誰もが共感する修学旅行あるあるをふんだに盛り込み、これまでのシリーズとは違った雰囲気の特別編となる。
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