知育ゲーム『ポケモンフレンズ』リリース決定 プレイしてみた これは大人こそハマる…やりこみ…

2025/07/22 22:26 

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知育ゲーム「ポケモンフレンズ」(C)2025 Pokemon.(C)1995-2025 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.

 「ポケモン」の新作ゲーム『ポケモンフレンズ』が、この夏リリースされることが22日、ポケモン公式YouTubeで配信された「Pokemon Presents」(※e=エキュートアクセントつき)にて発表された。これに先がけ、メディア向け先行体験会が都内で行われた。ORICON NEWSがレポートする。

【画像】意外と難しい!問題の種類もいろいろ「ポケモンフレンズ」ゲーム画面

 子どもたちの成長に貢献したいという思いからスタートした本作は、問題に挑戦し、ひらめきながらあたまをほぐすゲーム。世界150カ国累計300万ユーザー突破の知育アプリ『シンクシンク』の開発・運営を手掛けるワンダーファイ株式会社の協力のもと作成された問題に挑戦することで、思考力を鍛えながらも子供たちの「できた!」が遊ぶたびにみつかり、大人でも、自然と凝り固まったあたまをほぐすことができる、ひらめきゲームとなっている。

 舞台は西洋風の海沿いの街。ぬいぐるみ屋を夢見る主人公が、新たに居を構え、ぬいぐるみを作りながら街の人たちと交流していくというストーリーだ。オープニング映像から、世界観を堪能させてくれるグラフィックの美しさにゲームへの期待感が高まっていく。

 出題される問題は、スマートフォン無料版は10種類、レベルや問題のバリエーションを合わせて1200問以上。課金すべて購入で50種類まで実装されており、『シンクシンク』収録問題を基にした問題をポケモンと一緒にチャレンジすることができる。ポケモンの特徴を活かした問題やギミックによって、頭を使うことを意識せずに、子どもたちは遊びの中で自然と考える力を養う。また、問題には難易度によってレベルが設定されており、高レベルの問題になると、大人でも頭を悩ませる問題が登場する。対象年齢は5歳~95歳まで幅広く想定しているそうだ。

 34歳の筆者もまずはチュートリアルに挑戦。ピカチュウをスタートに、フィールドに並んだ電球を一筆書きでつなぐという問題で、特に分岐もなく難なく解答できた。操作方法や問題への挑み方をここで理解するというものだからかもしれない。まだ気が抜けない。

 問題を解くと、ポケモンの性質に合わせた「イトダマ」をゲットすることができる。「イトダマ」をゲーム内のマシンに入れることで、ポケモンのぬいぐるみが手に入り、コレクションとして自分の部屋の飾り付けが可能に。お気に入りのポケモンのぬいぐるみを集めて、自分好みの「ぬい部屋」を作ることができる。ぬいぐるみの種類は現時点でMAX150種となる。

 最初にゲットできたのは、ピカチュウのぬいぐるみ。お行儀よく座ったピカチュウはなんとも愛らしい。部屋への飾りつけの際には、好きなところに置けるばかりか、少し高いところから手を離すと、ちゃんと高いところからコロンと落ちたようなエフェクトがある。この様子がかわいくて、限られた時間ながら何度か繰り返してしまった。さまざまなポケモンがコロンと並んでいく姿を想像するだけで頬が緩んでしまう。

 また、問題にチャレンジするだけでなく、街の人から出されるミッションにも挑戦。さまざまな人が欲しがっているぬいぐるみを渡すことで、ミッションをクリアし、街の人を助けながら、家具などを手に入れることができる。自分だけの部屋がどんどん完成していくというわけだ。

 ここでさらに問題にチャレンジさせてもらった。まずはレベル1から。例えば、用意されたフィールドの中をポケモンをスタートとして一筆書きでつないだり、型抜きされた壁を通る形の立方体を選んだり、はたまた操作するハード(この日はiPhone)ごと傾けてポケモンを転がしてゴールまで運んだり、操作方法もさまざまとなっている。直感的に解くことができ、徐々に難しくなっていくことで、慣れとともに頭がほぐれていくことを実感。常にちょうどよい難易度にチャレンジできるので、ほどよい達成感もあり心地よい。順調にクリアしてイトダマをゲットしていく。

 問題をクリアすることで、問題ごとにレベルが1つずつ上がっていくというシステムだが、体験会では特別にレベル7に挑戦させてもらえることに。少し緊張しながら挑んだが、それまで全問正解できていた筆者も手応えのある問題に苦戦。結果は8割ほどの正解率となった。同じく体験会に参加していたメディアからも漏れていた「難しい…」という声。急な飛び級での挑戦となったとはいえ、悔しさが残った。

 問題をクリアすると、カレンダーにスタンプを押すことができ、その日に解いた問題を再度解くことができる。セーブデータは5つまで作成可能なので、家族で別々のデータで遊ぶこともできる。「ほぐす」はスマートフォン版だと初日は1日2回まででき、以降は1日1回。「たくさん遊べるパック」購入によって無制限で遊ぶことができる。Nintendo Switch版は、「ほぐす」は無制限。1日で遊べる回数については、Nintendo Switch版もスマートフォン版「たくさん遊べるパック」も設定で制限可能(無制限から10回まで)となっている。
ORICON NEWS

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