鬼束ちひろ、初めて人前で歌声を披露した“幻の初ライブ映像”を発掘 25周年記念BOXに収録

2025/07/18 11:00 

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鬼束ちひろ、東京・SHIBUYA TSUTAYAでのインストアイベントの模様

 シンガーソングライターの鬼束ちひろが、デビュー25周年を記念して8月27日にリリースするBlu-ray BOX『WITHOUT MY DREAM -Second Code- Deluxe Edition』に、2000年2月14日に東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われたインストアライブの映像が緊急収録されることが決定した。

【画像】Blu-ray BOX『WITHOUT MY DREAM -Second Code- Deluxe Edition』ジャケット

 このライブは、同年2月9日に「シャイン」でデビューした当時19歳の鬼束が、公の場で初めて歌声を披露した記念すべきステージ。アマチュア時代にライブ経験がなく、無名の新人として臨んだ初パフォーマンスの様子を記録した貴重な映像が、今回のBOX制作にあたり倉庫での捜索中に発見されたという。

 当時のプロデューサー・土屋望氏は、「彼女が生まれて初めて人前で歌う機会だった。本番前、緊張が極限に達し、彼女の瞳孔は開いたまま。私が最後に投げかけた言葉は『息をしろ』。聞こえていたかどうか不明である。この映像はその直後をそのまま映し出している」と回想。「集客のためにテレビ局のロゴ入りのカメラが必要だと思い、無理矢理頼み込んで来てもらったので、実際に撮影する予定ではなかった。カメラマンが『もし将来売れたら貴重だから回しておくよ』と撮影してくれた」とも明かしている。

 同作にはそのほか、2001年の東京・SHIBUYA-AX公演や2002年の日本武道館公演、ミュージックビデオ集などの映像に加え、音源としては『ULTIMATE CRASH '02』ライブの全編を最新マスタリングで収録。完全生産限定のDeluxe Editionには、当時200人限定で開催されたプレミアムライブの映像や、今回発掘されたSHIBUYA TSUTAYAインストア映像も特典として追加される。

 なお、Deluxe Editionと通常盤それぞれのジャケットビジュアルも公開されている。
ORICON NEWS

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