稲垣吾郎、トリプルキャストに「幸せを感じている」 先輩ハリー・ポッターたちのちゃめっ気には…

2025/07/18 04:00 

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トリプルキャストへの思いを明かした稲垣吾郎 (C)ORICON NewS inc.

 TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が17日、4年目の公演をスタート。このほど会見が行われ、新たにハリー・ポッター役を務める稲垣吾郎が登壇し、トリプルキャストへの思いと先輩ハリー・ポッターたちとのエピソードを明かした。

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 会見には、新たにハリー役を務める稲垣、平岡祐太、1年ぶりにハリー役として帰ってくる大貫勇輔、アルバス・ダンブルドア役など3役を演じる新キャスト・市村正親が劇中の衣装をまとい登場した。

 「3ヶ月のロングラン公演は初めて」という稲垣は、「まだ自分がどういう状態になるのか想像もつかないですし。ハリーの先輩である大貫さんにも、先ほどもちょっといろいろとお話をさせてもらったりとかして」とし、「先輩ハリーもたくさんいるので、いろんなお話を伺いながらやれるというのも、今回すごい楽しくて」と数年にわたるロングラン公演ならではの楽しさを明かした。

 また、ゲネプロでのエピソードを告白。「最前列にハリー・ポッターが5人くらいいた」とし、大貫に「なんであんなことすんの」と苦笑い。大貫が「1番前で見てたらおもしろいかな」と”先輩ハリー”たちのちゃめっ気だったと答えると、稲垣は「間違えるじゃないですか。何度も公演重ねてないから。なんかもう本当にいたたまれない気持ちになった」とボヤきつつも、「でも、同じハリーを演じる人間が何人もいる、今回は3人ですけど、みんなで協力しあえたというか、自分の分身みたいに人がいっぱいいるっていうのもすごい不思議な体験で、僕は幸せを感じているんですけれども」とうれしそうに明かしていた。

 『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目となる公式続編。小説最終巻から19年後、父となった37歳のハリーと息子アルバスの複雑な関係を軸にした新たな冒険を描く。2016年のロンドン初演以来、世界中で演劇賞を獲得し、日本国内でも第30回読売演劇大賞選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を得てきた。

 22年に開幕した東京公演は総観客数120万人を突破し、通算公演回数は1200回を達成。魔法の世界を舞台上で「体感」できる壮大な演出、美術、衣装、音楽が、原作ファンだけでなく幅広い観客を魅了し続けている。

 なお、7月17日にスタートした公演は、2026年1月31日まで上演される。
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