公開まであと1週間『鬼滅の刃』無限城編、鬼殺隊&柱の声優13人が増上寺に大集結「いよいよか…

2025/07/11 19:14 

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映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』 公開直前 萬来祈願イベントに出席した(左から)関智一、杉田智和、岡本信彦、上田麗奈、松岡禎丞、下野紘、花江夏樹、鬼頭明里、櫻井孝宏、早見沙織、花澤香菜、河西健吾、小西克幸(C)ORICON NewS inc.

 映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(18日公開)公開直前 萬来祈願イベントが11日、東京・増上寺にて行われ、竈門炭治郎役の花江夏樹ら本作の鬼殺隊&柱キャスト13人が大集結。提灯を奉納し、千客万来を祈願した。

【写真】柱などキャスト13人集結!巨大ポスターも登場した『鬼滅の刃』イベントの様子

 イベントには花江のほか、竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘、嘴平伊之助役の松岡禎丞、栗花落カナヲ役の上田麗奈、不死川玄弥役の岡本信彦、水柱・冨岡義勇役の櫻井孝宏、霞柱・時透無一郎役の河西健吾、蟲柱・胡蝶しのぶ役の早見沙織、恋柱・甘露寺蜜璃役の花澤香菜、風柱・不死川実弥役の関智一、岩柱・悲鳴嶼行冥役の杉田智和、宇髄天元役の小西克幸が登場した。蛇柱・伊黒小芭内役の鈴村健一は不在となったが、鬼殺隊&柱が大集結し華々しく幕を開けた。

 この日は、増上寺の本殿正面に、大きな本作のパネルが建てられ、赤い毛せんのステージが特設された。増上寺の本尊である黒本尊阿弥陀如来が、戦勝祈願に用いられたことで知られる。開運の仏様としても知られており、今回は鬼殺隊の戦いの明るい未来を願うとともに、多くの方に届けたいという想いが込められた。オールブラックの衣装で統一したキャスト陣は、集まった多くのファンからの温かい拍手に迎えられ登壇。笑顔で手を振った。

 増上寺での開催について、花江は「すごいうれしいです。まさか増上寺でイベントをできると思っていなかったので」とし、「ここからの景色が荘厳すぎて。鬼がこの場にいたら成仏できるのではないかと」と笑いを誘った。続いて振られた小西は「はい!祭りの民です!」と元気よく答え、「いま初めて見るんですけど、すごいですね!派手派手ですね!ぜひとみなさんもこのイベントが成功するようにいろんなリアクションしてください!」と呼びかけ。「きょうのイベントはド派手に行くぜ!」と叫び盛り上げた。

 ついに無限城編の公開を1週間後に控え、花江は「いよいよか」としみじみ。「立志編から考えると6年。こんな規模になると思ってなかったので」とし、「な、禰豆子」と鬼頭に声をかけると、鬼頭も「立志編の頃から考えると泣けてきますね」と感慨深い表情を見せた。花江は「ファンのみなさんもスタッフもキャストもみんなが全集中したおかげかなと思います」と振り返った。

 トークセッションでは、シリーズを通して振り返りトークした。時にキャラクターのせりふを引用しながら、キャスト陣の仲の良さも垣間見える様子に、ファンは大興奮。トークセッション後には、“みに隊士”15体が石段の下に登場し、大暴れしてファンや報道陣にアピールした。さらに、“みに隊士”によるグリーティングツアー『じゃぱんつあー2025』の開催が告知された。また、ラッピングカー「無限城号」にて“みに隊士”の「善逸」と「伊之助」が披露された。

 イベントの終盤には、キャスト陣がそれぞれのキャラクターをイメージしたデザインの提灯を持って再登壇。花江の「改めまして、7月18日に公開される『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が多くの人に届くことを願って、奉納いたします!」との掛け声で、キャスト全員が提灯を掲げると、提灯が一斉に点灯。会場を明るく灯し、千客万来を祈願した。

 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同名漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため<鬼殺隊>へ入隊し、炭治郎の歩みを描く物語。

 2019年4月から9月にかけてテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、アニメの最終話からつながる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開。2021年12月にテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月に「刀鍛冶の里編」、2024年5月~6月に「柱稽古編」が放送。「柱稽古編」の続きを描く劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作で制作されることが決まっており、「無限城編」は『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』最終話からの続きが描かれる。

 イベントのMCは、高橋祐馬プロデューサーが務めた。

■『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』あらすじ
 鬼となった妹・禰豆子を人間に戻すため鬼狩りの組織《鬼殺隊》に入った竈門炭治郎。入隊後、仲間である我妻善逸、嘴平伊之助と共に様々な鬼と戦い、成長しながら友情や絆を深めていく。そして炭治郎は《鬼殺隊》最高位の剣士である《柱》と共に戦い、「無限列車」では炎柱・煉獄杏寿郎、「遊郭」では音柱・宇髄天元、「刀鍛冶の里」では、霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃と共に激闘を繰り広げていった。

 その後、来たる鬼との決戦に備えて、隊士たちと共に《柱》による合同強化訓練《柱稽古》に挑んでいる最中、《鬼殺隊》の本部である産屋敷邸に現れた鬼舞辻無惨。お館様の危機に駆けつけた《柱》たちと炭治郎であったが、無惨の手によって謎の空間へと落とされてしまう。

 炭治郎たちが落下した先、それは鬼の根城<無限城>―“鬼殺隊”と“鬼”の最終決戦の火蓋が切って落とされる。
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