田中圭、梶原善のボヤキに謝罪 足元の悪い岩場をダッシュ「人間って、こんなに頑張れるんだなっ…

2025/07/11 18:48 

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梶原善のボヤキに謝罪した田中圭(C)ORICON NewS inc.

 俳優の田中圭(41)が11日、都内で行われた『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』の公開記念舞台あいさつに登壇した。

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 イベントには、田中のほか、三谷幸喜監督、小池栄子、宮澤エマ、梶原善、松山ケンイチが参加した。

 田中が演じるのは、主人公・小室健作。健作は太宰治を敬愛する平凡な会社員。健作と出会う漁師・打雷次郎役、次郎の双子の兄・四郎、父親の四郎次郎と合わせて1人3役を演じた。

 ワンシーンワンカットドラマながら、梶原は早替えも。「スタッフさんと綿密に打ち合わせして、早く着替えるように努力して」と振り返りながら「でも実際出来上がったのを見てみると、別に何の気なしにいるんですよね。入れ替わっていても全然苦労のかけらも見えないんですよね」と笑う。「それはそれで素晴らしいんじゃないかなとは思いますけれども」としていた。

 そんな中、ハプニングも。梶原は「このぐらいのタイミングでこの岩場に隠れとけば、圭くんが交わして行ってくれるタイミングがあったんですけど、1番最後のテイクで早く戻ってきたんですよ!僕がゆっくりこのぐらいのペースで行けばいいと思ったら、すぐ戻ってきちゃったから。岩肌の足場の悪いところをすっごいダッシュした。人間って、こんなに頑張れるんだなっていうぐらいのすげえダッシュした。これ映ってないですけど、すごいダッシュしてるんです」とボヤいた。田中は「そんなことしました、僕?」と大慌てで「ごめんなさい…。なんでだろう…」と平身低頭だった。

 6月29日にWOWOWで放送・配信された、三谷幸喜脚本・監督による“完全ワンシーンワンカットドラマ”が『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』として全国約170の映画館で公開。本作は、12年ぶりに誕生した“完全ワンシーンワンカット”シリーズの第3弾。海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディー。足場の悪い浜辺、ドローン撮影などさまざまなハードルがある中、約100分間一度もカメラが止まらないという極限の緊張感の中で撮影された。WOWOW放送版では見られなかった物語の続きが垣間見える「もう一つのエンディング」も映画館限定で上映される。
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