俳優の磯村勇斗が9日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』（7月14日スタート、毎週月曜　後10：00）の制作発表会見に参加した。

【写真】パネルの稲垣吾郎と共にお辞儀した磯村勇斗

　今作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー（学校弁護士）として派遣され、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。脚本家・大森美香氏によるオリジナル作品。

　磯村勇斗が主人公のスクールロイヤー・白鳥健治役、堀田真由が元・男子校の教師で主人公にとっての良き理解者となるヒロイン・幸田珠々役、稲垣吾郎は2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄役となる。

　磯村は、舞台『ハリーポッター』のために欠席となった稲垣のパネルを持って登場。「魔法使いで忙しいのでね」とにやりとした。稲垣はビデオメッセージを寄せ「今回、ひさびさの民放連続ドラマで、僕は主人公が勤務する高校を運営する学校法人の理事長で、元教師という役どころを演じます。そして、僕演じる尾碕という役は一見すごく厳しそうに見えるんですが、言ってることはすごく真っ当な、責任感のある人物です。胸の奥に底知れない何かを抱えている彼なりの葛藤というものがあって、それが何なのかは徐々に明らかになっていきますので、お楽しみください」とする。

　そして「主演の磯村さんとは映画『正欲』でご一緒させていただいて。今回2度目の共演なんですけれども、本当にお芝居がすてきな俳優さん。またご一緒できたらとずっと思っていたので、うれしく思っております」と話しながら「ぜひご覧いただけたらうれしいです」と呼びかけていた。磯村は「非常にうれしいお言葉をいただきました」と感謝していた。

　また、稲垣のクランクインは長せりふのシーンだったそう。磯村は「見事に完璧に理事長として、その場に立っていた。やっぱり稲垣さんはすごい。これがスターか、と。ずっとスターですけど、より僕の中で大スターになりました」と驚きの表情を見せていた。会見が終わると、1人で残った磯村は再び稲垣のパネルを持って帰ることに。最後は2人でお辞儀していた。

　会見には、堀田真由、日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥も参加した。

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