Tシャツもポロシャツも“冷やし”が売れる…ミズノ&洋服の青山が共同企画したビジネスウェア「…

2025/07/07 18:30 

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『ミズノアイスタッチ Tシャツ』

 昨今、ビジネスシーンでの着こなしの多様化や長期化する夏の影響により着用アイテムの軽装化と需要が増えている。その需要に応えるべく、ビジネスとスポーツの機能を融合させた接触冷感ウエア『ミズノアイスタッチ Tシャツ・ポロシャツ』が青山商事とミズノにより共同企画され、5月29日から「洋服の青山」主要300店舗および公式オンラインストアで発売された。

【画像】肌に触れると冷たくなる? アイスタッチ生地のしくみ

 昨年夏(6~8月)は全国153地点中80地点で平均気温が過去最高を記録。今夏も既に真夏日が観測されるなど、記録的猛暑が予想されている。こうした気象環境を背景に、夏の定番として定着しつつある『ビジネスTシャツ・ポロシャツ』の需要が拡大。同社では、2024年度の販売数がTシャツは前年比約1.5倍、ポロシャツは約1.1倍で推移しているという。

 今回発売するのは、シンプルでシーンを問わず着用できるTシャツと、きちんと感のあるポロシャツの2型。デザイン面では、左右裾にスリットを入れて可動域を広げ、丈に前後差をつけることでジャケットなしでもすっきりと見えるシルエットに仕上がっている。両アイテムともに、ミズノが独自開発した高熱伝導率の特殊繊維「アイスタッチ」を使用しており、肌に触れた瞬間に冷たさを感じられるほか、汗のべたつきを抑える吸汗速乾性にも優れている。

 さらに「ダイナモーションフィット」と呼ばれるミズノ独自のウエア設計を採用。人間工学に基づき、運動時の動きやすさを追求したウエア設計で、肩周りの動作を妨げず、通勤電車での吊革使用時のつっぱり感軽減など様々なビジネスシーンで活躍する工夫も施されている。

 価格はTシャツが税込4290円、ポロシャツが税込5390円。サイズはM~3Lまでの4サイズ展開で、カラーはTシャツがホワイト・ブラック、ポロシャツがブラック・ネイビーの2色。特設サイトでは商品の詳細や機能解説を掲載し、オンラインでも手に取りやすい工夫がされている。

 同社の村上智彦氏は「夏の軽装化に対応しつつ、着心地や機能にも妥協しない商品を提供する」と語り、ミズノの渡邊諭氏も「猛暑のなかでも快適に着用できるビジネスアイテムとして設計した」としている。

 これまで両社はバッグやシューズなどのアイテムでも協業してきたが、今夏はTシャツとポロシャツでタッグを強化。暑さ対策とスタイルの両立を目指した新提案として、注目を集めそうだ。
ORICON NEWS

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