『べらぼう』歌麿の心が揺れる 染谷将太「絵師として次のステップに行くための…」

2025/07/06 20:45 

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大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の場面カット(C)NHK

 俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)に喜多川歌麿役で出演中の染谷将太がコメントを寄せた。

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――歌麿の蔦重への気持ちをどう捉えていますか?
蔦重への気持ちはたぶん子どものころから変わらないと思います。一緒にいたい、一緒に何か物を作りたいっていう気持ちの根っこの部分が何なのか気付いてなかったというか、蔦重への気持ちを改めて感じ直しているっていう。恋愛感情という言葉に当てはめることができない何か、というふうに自分は捉えて演じています。蔦重が人生のすべてになっていたところもあるので、その関係性の形が変わることはすごく不安になるけど、自分には得られない幸せを蔦重が得られることは喜ばしいことではあるという、すごく複雑な状況だなと思います。

――ていの存在についてはどう思っている?
歌麿としては、当たり前のようにいた義兄さんが今までの義兄さんじゃなくなるっていう、家族を一人奪われた感覚になってしまっているので、気にくわないんですけど(笑)。蔦重だけではなくていさんも、歌麿が絵師として次のステップに行くためのきっかけの一つ、そういう影響を与えているのかなとは思います。

――今の歌麿について
“蔦重と向き合うこと”は、“自分と向き合うこと”。自分の過去とも改めて向き合うことだと思って、自分の存在意義であったり、人として絵師として、自分という存在は何なのかということを探し出しているそんな時期なんじゃないかなと思っています。
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