座っているけど浮いてる感覚…? 座り仕事・ゲーマー必携の“エア系クッション”が優勝すぎた

2025/07/05 12:10 

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「MORIPiLO 高反発クッション」

 長時間のデスクワークや運転、ゲームなど、座っているだけでお尻がつらい…。そんな悩みに応える「MORIPiLO 高反発クッション」。筆者はデスクワークに加え、ゲームが趣味という、椅子と一体化するような暮らしをしているため、“空気の上に座る”という謳い文句に惹かれて、実際に試してみた。実際の使い心地とともに、良かった点・気になった点も正直にレビューする。

【写真】“空気の上に座ってる”座るたびに感動するクッション

■硬さは? まずは開封、触ってみた感想

 箱を開けて最初に感じたのは、「思ったより硬い」ということ。ふわふわ系のクッションとMORIPiLOは明らかに違う。手でグッと押しても、ほとんど沈み込まない。しっかり反発する。

 表面はメッシュ状で通気性がよく、夏場でもムレにくそう。重さも約560gと非常に軽く、部屋間の移動も楽。洗えるカバーが付いているのも、衛生面で嬉しいポイントだ。

 カバーを外してみると、本体は3D樹脂ファイバー素材で、90%が空気層。見ただけの印象やはり…硬そう。座り心地はいかに…?

■沈まないのに痛くない デスクワークでの使用感

 まずは普段のデスクチェアにMORIPiLOを敷いて作業してみた。座った瞬間、「沈まない」という感覚がまず来る。とはいえ、硬いというわけでも、痛いというわけでもない。この“沈まなさ”が意外とクセになる。クッションに身体が沈み込まず、腰から上がまっすぐ保たれる感じがあり、自然と姿勢が整う。

3時間ほど座りっぱなしで作業したが、臀部と座面の設置面が限りなく少ないので、疲れにくいように感じた。クッション自体が薄め(約5cm)なので、椅子の高さを大きく変えないのも地味に便利だった。

■床でも使える?ゲーム中に試してみた

 次はゲーム中に使ってみた。筆者は普段、床に座ってゲームをするスタイルで、フローリングに直接座ることも多い。長時間フローリングに座るのは疲れるのだが、ソファを置くスペースはないし、柔らかいクッションだと余計に腰が痛くなるので、せんべいのような薄い座布団をしいてプレイすることが多い。

 このクッションなら、高反発のおかげでお尻が沈みすぎず、姿勢が安定しやすく、腰に影響がでることもなかった。だらっと崩れた姿勢になりがちなゲーム中でも、体幹がほどよく支えられる感じがあって満足感を得られた。


■良かった点
・高反発で沈み込みすぎず、しっかり体を支える
“空気の上”の通り、少しの設置面で体重を支える。安定感があり、長時間でも快適に座れる。

・通気性が良く蒸れにくい
メッシュ素材のカバーと中材のファイバー構造により、夏場でも蒸れにくく、長時間の着座でも不快感が少ない。

・軽量&コンパクトで持ち運びやすい
椅子・床問わずどこでも使える汎用性の高さも魅力。洗えるカバー付きで衛生的なのも◎。

■懸念点
・ふんわり柔らかいクッション感を求める人には不向き
「ふかふか」「もちもち」な座り心地を期待していると、硬めの質感にギャップを感じる可能性がある。

・厚みがやや物足りない
厚さ約4cmと薄めの設計で、床に直接置いて長時間使用するにはクッション性が足りないと感じる場合も。


■こんな人におすすめ
・テレワークや勉強で長時間座る機会が多い人
・暑がり・蒸れが気になる人
・沈み込みすぎない、姿勢をサポートしてくれるクッションを探している人
・軽くて持ち運べるクッションが欲しい人
・椅子にフィットする薄型クッションを探している人

 MORIPiLOの高反発クッションは、「長時間座っても疲れにくい」「通気性が良く蒸れにくい」といった点で、実用性の高いアイテム。硬さがあり、沈まず、“しっかり支える”座り心地を求める人向け。デスクワークや在宅勤務と相性が良く、ドライバーにもぴったりだと感じた。コンパクトで扱いやすいため、日常の“座る時間”を少し快適にしたい人におすすめの一枚だ。
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