妻夫木聡、久しぶりの来阪も悲しみを吐露→「お好み焼き食べたかった!」

2025/07/04 21:43 

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久しぶりの来阪も悲しみを吐露した妻夫木聡(C)ORICON NewS inc.

 俳優の妻夫木聡(44)が4日、大阪市内で開かれた「『宝島』舞台挨拶 in 大阪」に登壇した。久しぶりの来阪だったが、心残りを口にしていた。

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 同作の宣伝アンバサダーを務める妻夫木は全国を行脚。大阪は6エリア目。この日は俳優の窪田正孝(36)、大友啓史監督(59)と共に登壇した。来阪について「結構久しぶりな気がしますね。コロナ以降来てなかったのかな。いや、そんなことないかな。でも結構久しぶりだと思います」と話した。

 大阪の印象を聞かれると「本当の話をしていいですか?」と前置き、「朝に新大阪駅に着いて、このビルに来てから1歩もこのビルから出ていない。大阪の空気を吸っているのかも分からない」と悲しんだ。

 イベントでは作品の魅力を熱弁。あるシーンについては、撮影に至るまでの取材や監督とのやりとりなどを振り返りつつ「演じていて、ああしよう、こうしようというのは台本にはある程度書かれてはいるけど、こういう感情でこういう時にこういう風に言おうって全然考えなかったですね。自分自身の思いをそのままぶつけていった」と目をうるませながら語る場面もあった。

 そして、最後のあいさつに宣伝アンバサダーとして来週は福岡と北海道を訪れることを明かし、「大阪のようにずっと同じビルにいないことを願います」「外でお好み焼きが食べたかった!」と訴えた。窪田もスタッフに「座長に外のおいしい空気を!」と一緒になってお願いしていた。

 映画『宝島』(9月19日公開)は、真藤順丈の直木賞受賞作を原作に、大友監督が二度の撮影延期を乗り越えて完成させた壮大なエンターテインメント超大作。アメリカ統治下の沖縄を舞台に、米軍基地から物資を奪い住民に分け与える“戦果アギャー”と呼ばれた若者たちの20年にわたる物語を描く。

 基地へ忍び込んだある夜、リーダーとしてみんなを引っ張ってきたオン(永山瑛太)が突然消息を絶つ。オンの親友グスク(妻夫木)、恋人のヤマコ(広瀬すず)、弟のレイ(窪田)の3人はやがて、警察官、小学校の先生、ヤクザになり、それぞれの想いを胸に、オンの失踪の謎を追う。3人が20年をかけてたどり着く真実とは――。
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