松本潤、嵐活動再開で変化 来年の終了に想い「2025年の今の感覚で言うと…」

2025/07/04 08:00 

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『日経エンタテインメント!』2025年8月号(日経BP)表紙は松本潤

 5人組グループ・嵐の松本潤が、4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』2025年8月号(日経BP)の表紙に登場する。「表現の現在地」をテーマとし、新作ドラマの話を入口に、演出家としてのスタンスや考え方、活動再開を発表した嵐のことなど、同誌5年半ぶりのインタビューでじっくり語っている。

【写真あり】新会社「MJC Inc.」設立を報告した松本潤

 この夏はTBS日曜劇場『19番目のカルテ』(7月13日スタート)で主演を務める。30年近いキャリアの中で初という“”医者役”は、日本ではまだなじみの薄い「総合診療医」。患者の生き方そのものをヒアリングしていくことで、どんな治療が必要かを診察する医療界の新領域だ。

 取材冒頭、インタビュアーが「古代ギリシャの円形劇場が医療施設の一部とされていた」とエンタテインメントと医療の関係を役柄にからめて説明すると、「(エンタメは)見たり接したりすることで心が軽くなって体がラクになるとか、ちょっと頑張ってみようと背中を押してくれる力はあると思う」と大いに納得。「ただ、僕は自分のことは“劇物”とか“”刺激物”だと思っているので、ヒーリング効果があるとは到底思えない(笑)」と自虐を交えながら自身のエンタメ観を話す。

 嵐のコンサートをはじめ、事務所全体のイベント、直近ではSnow Man新国立競技場ライブの監修など、演出家としての手腕も買われている松本。演出作業の位置付けについて聞かれると、「あくまで僕の場合は、ですが」と前置きしながら、ユニークな持論を展開。独自の美意識の中に、日常のすべてを表現に結びつけようとするクレイジーさが垣間見える。昨年はNODA・MAP作品で13年ぶりに舞台演劇の主演を務め、ロンドン公演も行った。演出家・野田秀樹との作品づくりがいかに面白く、収穫があったかを熱く語っている。

 また、来年で活動を終了することを発表した嵐や、後輩グループに共通する「イズム」についても言及。20年末から活動を休止していた嵐だが、ラストコンサートの開催に向けて活動再開を発表すると、ある変化があったと明かす。そして「2025年の今の感覚で言うと…」と口を開いた、活動終了に対する率直な感覚とは。

 プライベートトークは、「好きなお酒のアテ」「最近よかったエンタメ」など5問。コンサートで印象に残っているうちわに対する回答は、それを見ると不思議な感覚に陥ると言う。そのフレーズとは。?他に『19番目のカルテ』プロデューサー取材に基づいた作品研究も。読み応えのある12ページを展開する。

 巻頭特集は、「新・ヒットメーカーを探せ!の条件」。俳優がドラマをプロデュースしたり、芸人が脚本を書くなど、昨今は表に立つタレントの裏方化が加速。また、テレビ界のヒットメーカーが次々局を辞め、配信サービスで新作を作るなど、エンタメ界のクリエーターを取り巻く環境も大きく変化。「コライト」と呼ばれる共作が主流となった音楽界、インディーズから注目の人材が台頭するゲーム界など、各ジャンルの制作トレンドとともに、注目の人材を解説していく。

 インタビューは、當真あみ、中村倫也、SOTA(BE:FIRST)、本田響矢ら。當真は連ドラ初主演作となる『ちはやふる―めぐり―』の準備から数えて9ヶカ月間に及ぶ撮影を、ロングインタビューで振り返る。同作の研究記事も充実、原作者の末次由紀氏のインタビュー、若手キャストの対談のほか、スタッフインタビューなど合計 15ページの大ボリュームで掲載する。

 また、イベント、モノ作り、サービス企画など、推し活を生かした試みを日経エンタテインメント!と日経トレンディが共同で調査。さまざま様々な角度から分析し、「推し活大賞」と部門別大賞を発表している。
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