高橋一生主演『連続ドラマW 1972 渚の螢火』青木崇高・小林薫・沢村一樹・城田優ら共演

2025/07/03 09:01 

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『連続ドラマW 1972 渚の螢火』主な出演者(C)WOWOW

 俳優の高橋一生が主演するWOWOWの新ドラマ『連続ドラマW 1972 渚の螢火(読み:いち・きゅう・なな・に・なぎさのけいか)』が、10月19日よりWOWOWで放送・配信される(毎週日曜 後10:00、全5話※第1話無料放送)。

【動画】『連続ドラマW 1972 渚の螢火』特報映像

 本作は、2021年に『インビジブル』で「第23回大藪春彦賞」を受賞し、「第164回直木賞」候補となった坂上泉の同名小説を原作にしたクライムサスペンス。監督は『愛を乞うひと』(1998年)、『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』(2019年)などで知られる平山秀幸が務める。

 舞台は1972年、本土復帰を間近に控えた沖縄。米占領下のドルから円への切り替えを目前にしたある日、現金を輸送していた銀行車両が襲撃され、100万ドルが強奪される事件が発生する。当時、円ドル交換は琉球政府の重要事業であり、日本政府やアメリカ政府に知られれば重大な外交問題に発展しかねない。琉球警察は事態を極秘裏に解決するため「特別対策室」を編成し、復帰まで残り18日という期限の中、事件解決に奔走する。

 特別対策室の班長・真栄田太一を高橋が演じる。石垣島出身で東京の大学を卒業後に琉球警察に入署したエリートだが、地元署員から「ないちゃー(本土の人間)」と揶揄(やゆ)され、自らのアイデンティティに葛藤する役どころ。高橋にとって本作が連続ドラマW初主演となる。

 特別対策室メンバーは5人。真栄田の高校時代の同級生でライバル心を抱く捜査一課班長・与那覇清徳役に青木崇高。室長で引退間際のベテラン刑事・玉城泰栄役に小林薫。会計課から抜てきされた新里愛子役に沖縄出身の新星・清島千楓。所轄から突然配属された比嘉雄二役に広田亮平。

 さらに、琉球警察本部長の座間味喜福を藤木志ぃさー、刑事部長の喜屋武幸勇をベンガルが演じ、強奪された100万ドルの奪還を特別対策室に命じる。

 また、事件の鍵を握る地元企業の社長・川平朝雄役を沢村一樹、アメリカ陸軍犯罪捜査局(CID)の大尉ジャック・シンスケ・イケザワ役を城田優が演じる。地元ギャング・宮里武男役を嘉島陸、稲嶺コウジ役を佐久本宝が演じるなど、沖縄出身の俳優たちも多数参加している。

 公開されている本編映像を含む特報は、特別対策室内で対立する真栄田(高橋)と与那覇(青木)の衝突、廃墟に突入する軍人たち、米兵との軋轢(あつれき)、地元ギャングとの緊張感漂う駆け引きなど、息をのむような映像に仕上がっている。


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