83歳・安藤忠雄氏、日本の将来に憂い「3年で滅びる」 2度のガン→5つの臓器摘出経て活躍続…

2025/07/03 07:00 

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3日放送『カンブリア宮殿』より(C)テレビ東京

 建築家の安藤忠雄氏がきょう3日放送のテレ東『カンブリア宮殿』(毎週木曜 後11:06~11:55)に19年ぶりに出演し、激変する時代で生き残る術を明かす。

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 表参道ヒルズ、光の教会、六甲の集合住宅などを手がけ「コンクリート打ちっぱなし」で建築界を席巻した“世界の安藤”は、83歳になった今も最前線で挑戦し結果を出し続けている。番組開始年に出演した安藤氏を19年ぶりに招いて、長きにわたり世界を魅了し続ける秘密と、激変する時代の生き残りのヒントを聞く。

 今も攻め続けている安藤氏は、フランス・パリの歴史的建物ブルス・ドゥ・コメルスの内部に巨大な円筒形の構造物を建設し、美術館に改修した。それでパリ市民を驚かせたかと思えば、北海道・札幌郊外のラベンダー畑の地下に巨大空間を作り、大仏を埋める。その頭を地上に露出させた「頭大仏」という人気スポットを生み出した。一方、19年前に手掛けた「表参道ヒルズ」は、その独自の空間が今も集客を続け、2024年度に過去最高売り上げを叩き出した。2度のガンにより5つの臓器を摘出しながら驚異的な活躍を続ける“世界の安藤”が勝ち続ける秘密に密着する。

 安藤氏が83歳にして憂いているのは、日本の将来。「もっと勇気を持って挑戦し仕事を楽しまないと、日本は3年で滅びる」と警鐘を鳴らす。今、力を入れるのは、全国に建設する子供たち向けの図書館。想像力豊かな子供を育て日本の未来へつなぐため、安藤氏自ら私費を投じて建設し寄贈しており、すでに全国4ヶ所で開業した。未来を見据え挑戦を続ける安藤の、日本人へのメッセージとは。


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