ドラマ『ちはやふる』、映画キャスト出演決定 広瀬すず&野村周平ら瑞沢高校OBが約10年ぶり…

2025/06/24 04:00 

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『ちはやふるーめぐりー』に出演する(左から)矢本悠馬、森永悠希、上白石萌音、広瀬すず、野村周平、佐野勇斗、優希美青(C)日本テレビ

 俳優の當真あみが主演を務める日本テレビ系7月期水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(7月9日スタート、毎週水曜 後10:00)の追加キャストが24日、発表された。広瀬すず、野村周平、矢本悠馬、森永悠希、佐野勇斗、優希美青の出演が決定。瑞沢高校・かるた部OBが、約10年ぶりに集結する。

【写真】ピンク髪の原菜乃華が率いる、現役・瑞沢高校メンバー

 出演決定にあたって公開された瑞沢高校・かるた部の集合ショットは、かるたの聖地・近江神宮でかつて撮影された写真を再現したもの。青春をともにした日々がよみがえるような1枚になっている。また、なつかしいメンバーが登場する予告映像も公開された。

 広瀬は「10年後、またこうして千早を演じるとは流石に思ってなかったです(笑)」といい、「ともに青春を過ごした仲間たちに会えたことが何よりうれしくて、現役キャストより、我々OBの方が圧倒的にはしゃいでいました」と撮影現場でのOBキャストの様子を満面の笑みで明かした。「一瞬で当時のあの空間に戻れたあの感動は、言葉に表せないほど幸福感に満ちた時間でした」と振り返った。

 さらに、「ちはやふるが新しい世代につながって、時の流れを感じると同時に切磋琢磨しながら懸命に現場に立っていた當真さんを始めとするみなさんが、眩しくて眩しくて。胸がギューッとなってしまいました」と、作品が世代を超えて受け継がれていくことへの感慨を語り、若手キャストの真剣なまなざしに心を動かされたと語った。

 原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画で、「第2回マンガ大賞2009」「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞。2016年、18年に映画化された『ちはやふる-上の句・下の句・結び-』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。

 今作は、映画から10年後の世界を描く。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、成長していく姿が描かれる。そして、全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。

 物語に戻ってくる千早たちは、令和の高校生たちに何を伝えるのか。“成長したOBキャスト”と“新たな世代の高校生たち”が交わることで、どのようなドラマがつむがれていくのか。その出会いも、今作の大きな見どころのひとつとなっている。

 また、解禁された予告映像では、大人になった千早たちの10年後の姿が切り取られ、新たな世代との交わりがどのように描かれていくのか、放送開始を前に期待が高まる。

【役柄・コメント全文】
■広瀬すず(綾瀬千早役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。現かるたクイーン。瑞沢高校競技かるた部顧問だが、現在は“とある理由”で瑞沢を留守にしている。

10年後、またこうして千早を演じるとは流石に思ってなかったです(笑)。ともに青春を過ごした仲間たちに会えたことが何よりうれしくて、現役キャストより、我々OBの方が圧倒的にはしゃいでいました。

一瞬で当時のあの空間に戻れたあの感動は、言葉に表せないほど幸福感に満ちた時間でした。ちはやふるが新しい世代につながって、時の流れを感じると同時に切磋琢磨しながら懸命に現場に立っていた當真さんを始めとするみなさんが、眩しくて眩しくて。胸がギューッとなってしまいました。新生ちはやふる、イチ視聴者としても、楽しみにしています。

■野村周平(真島太一役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。研修医として忙しく働いている。

10年も前になる『ちはやふる』がこのような新しい形になって帰ってきてくれて本当にうれしく思います。また、新たな『ちはやふる』をみれることが心より楽しみです。新しい『ちはやふる』という作品に参加できて心よりうれしく思います。

■矢本悠馬(西田優征役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。自身が設立したかるた会「府中夕霧会」の会長で、お好み焼き「にしだ」店長。

まさか、まさかの、続編!!自分が肉まんくんを演じた頃は、社会人の年齢で、大人になってから“青春”をもう一度走らせてもらえたのは役者冥利に尽きると言いますか、人生の財産です。瑞沢かるた部と過ごしたあの時間は色褪せない宝物です。

新しいキャストの皆さまにお会いして、みんなが純粋にちはやふるを面白がって、仲むつまじい姿を見て、歳のせいか込み上げてくるものがありました。『ちはやふる-めぐり-』が多くの人に愛される作品になってほしいと素直に思えました。

■森永悠希(駒野勉役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。薬剤師になり、実家の薬局を継いでいる。

未だに僕の名刺代わりといっても過言ではない作品に、同じ役でこうして関われることがうれしかったです。いざ現場に入ると感じたのは、原作、劇場公開作品への愛と、自分の老い(笑)。なんともうれし恥ずかしな経験となりました。

駒野も僕もそうですが、今回は見守る立場です。ご覧になる皆さまにも梅園高校並びに瑞沢、北央がどんなかるた人生を、青春を送るのか、あたたかく見守っていただけたら幸いでございます。よろしくお願いします。

■佐野勇斗(筑波秋博役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。奏と千早たちの2年後輩。

筑波役を演じました佐野勇斗です。今回、ちはやふるという作品を再びドラマ化されるということが決まり、僕は『ちはやふる-結び-』からの参加だったのですが、その作品がクランクアップするときに、プロデューサーの北島さんにもう1回こうやってみんなで集まる場所を作ってほしいと瑞沢かるた部のみんなでお願いしたことを今でも覚えています。OBという形でそれが叶い、すごく月日の流れを感じました。今回改めてみんなで集まれてすごくうれしかったです。

また、新しいキャストのみなさんとも少しお会いして、当時の自分たちの姿を重ねてみたのですが、本当にすごくしっかりとされていて。こうやって若いエネルギーが、みてくださるみなさんに伝染して次の世代を盛り上げてくれる作品になるんじゃないかなと思います。すごく完成が楽しみです。

■優希美青(花野菫役)
瑞沢高校競技かるた部卒業生。奏と千早たちの2年後輩。千早が留守にしている間、瑞沢かるた部の面倒を見ている。

『ちはやふる』がドラマになると聞いてから、どんな方々が出演されるのかずっと楽しみにしていました。まさか私もまた花野菫を演じさせていただけるなんて、夢のようです!大好きな作品で大好きなみんなと会えて当時の思い出が蘇ると、撮影現場でも何度もうるうるしてしまいました(笑)。

そして現役高校生キャストの方々とお話しさせていただく中で、リアル千早だなと感じました。ちはやふる愛が強いキャストのみなさんがすてきな作品を作ってくださるのを楽しみにしています!

■榊原真由子氏(プロデューサー)
映画『ちはやふる』シリーズで瑞沢かるた部員を演じた皆さんが『ちはやふる-めぐり-』にもご出演いただけることになりました!!映画『ちはやふる』ファンの私にとって、あれから時が経った千早を、太一を、肉まんくんを、机くんを、筑波を、菫を、皆さんが再び演じてくださるのを見て、まるで夢を見ているかのようでした。

現役の生徒役キャストたちのことも役同様、とても温かく見守ってくださり「私たちの時はこうだったんだよ~」と話している姿を見て今回のドラマのテーマである、「青春のめぐり」を実感しました。

そして撮影を通して、映画キャストの皆さんの『ちはやふる』という作品への愛を改めて感じました。そんな思いに恥じない作品にしなくてはと、『めぐり』を制作している私たちとしては身の引き締まる思いでいっぱいです。

『ちはやふる』ファンの方々も、初めてご覧になる方々も、きっと楽しんでいただける作品になっていると思います。楽しみにお待ちください!!!

■北島直明氏(映画『ちはやふる』プロデューサー)
映画に出演してくれた瑞沢高校の皆が『ちはやふる』に帰ってきてくれました!久々に集まり、楽しそうな上白石さん、広瀬さんたちの姿を目の当たりにして、『青春』というものは、何年経っても、何歳になっても蘇るものなのだと実感しました。その姿を『めぐり』のキャストたちが羨ましそうに見ている姿も印象的でした。

僕自身も10年前に戻ったような感覚になりました。まさに時代が巡る!『青春』です!映画『ちはやふる』を見たことがない方も、豪華俳優陣の競演として、お楽しみいただけると思います!
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