『あな奪』「本当につらく、忘れられません」…北川景子がメッセージ これまで&残り2話見どこ…

2025/06/23 08:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『あなたを奪ったその日から』第10話(C)カンテレ

 俳優・北川景子が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜 後10:00)が、きょう23日に第10話放送を迎える。復讐する母・紘海を熱演してきた北川が、コメントを寄せた。

【第10話カット多数】行きつく先はどこなのか?…『あな奪』クライマックス

 今作は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。食品事故で愛娘・灯を失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店「YUKIデリ」の社長・結城旭(大森)を恨み、旭の次女・萌子を誘拐した。

 時が流れ、萌子は紘海の娘・美海(一色香澄)として育ち、中学生になった。紘海は、旭が取締役を務める会社に入社。旭の部下として一緒に働くなかで、紘海は旭が100%悪人と思えなくなり、旭が事故遺族へ贖罪する気持ちを持っていることを知った。そのさなか、紘海の正体が旭にバレた。

 前回の第9話では、紘海が被害者遺族「皆川灯の母」として結城家を訪れ、旭が11年前の事故の真相を告白。一方、紘海の娘・美海に調査が及び、ラストでは美海本人が何かを勘づいた。

 第10話では、ついに美海が、自分が紘海によって誘拐された子どもだと知ってしまい、同時に、旭も萌子が生きていること、そして誘拐犯が紘海であることを知る。物語はいよいよクライマックスへと突入する。

■北川景子 コメント全文
――ついにラスト2回の放送となりました。これまでの放送を終えて、今の心境をお聞かせください。
あと2回となってしまい寂しいです。撮影開始から、半年ほどこの作品に携わってきて、終わるのはさみしいですが、皆様にお届けできるのが楽しみです。

――周囲の反応・反響はいかがですか。北川さんに届いたメッセージで、うれしかったことはどんなものがありますか?
私や夫のママ友、パパ友内での視聴率がものすごく高く、「おもしろい」「先が気になる」「どうなるか教えて(笑)」と、よく言われます。「実際に子供を持っているからか、リアルな芝居だ」と、言っていただけたことはとてもうれしかったです。

――「涙を流すシーン」も多く、複雑な愛情表現など、大変な撮影シーンも多かったのではないかと思いますが、ご自身としてはいかがでしたか?これは忘れられないというシーンはありますか?
日々、大森さんを見つめたり、大森さんの家を見つめたり、灯を想ったり、美海が守りたかったり、忙しい感情でした。連ドラなので、順撮りも難しいので、毎シーン集中して、切り替えてやりました。1話で、娘を失ったあと、保育園で泣くところ、2話で萌子の首をしめようとするところは、本当につらく、忘れられません。

――座長として、全身全霊で役にも、作品の盛り上げにも取り組んでおられた印象があります。責任感の強さでしょうか。心がけたことやご本人の作品への想いを改めてお願いします。
脚本をいただき、「なんておもしろい作品なんだろう!」とワクワクし、キャスティングをお聞きし、「最高だ!」と思いました。撮りながらも皆様と素晴らしいシーンがたくさん撮れている手ごたえもあり、これはたくさんの方に届いてほしいと強く思いました。1人で作れるものではありません。皆で作ったドラマをとにかく届けたい!という想いでした。

――撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。
皆とても仲が良くて、いつも話していました。前室やロケの待機中に、皆さん明るかったこと(キャストもスタッフも)が、救いでした。夜にマックを食べていたら、監督に見られて…おもしろかったです。

――10話や今後の展開の見どころ、視聴者にメッセージをお願いします!
灯を失うことになった背景が明らかになった9話。旭、梨々子、そして江身子までもが自分自身の罪、過ちと向き合い、全てをさらけ出しました。紘海も、灯に対しての自責の念を、苦しい胸中で語りましたが…物語はいよいよクライマックスです。最愛の娘を失い、暗闇の中を生きるしかなかったはずの紘海の人生を、照らし続けてくれた美海と向き合うこと、犯した罪を省みること、紘海は母親としてどう行動するのか。行きつく先はどこなのか?ぜひ、ご覧ください。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報