イチロー氏、“結婚20年”妻への思いやりから料理始め「のめり込んでる真っ最中」最初に覚えた…

2025/06/20 16:29 

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妻のために料理始めたことを明かしたイチロー (C)ORICON NewS inc.

 元メジャーリーガーのイチロー氏が20日、大阪・関西万博で開かれた「『PEACE FOR ALL』3周年記念トークセッション第2弾『好きなことを見つけて扉を開こう』」に出席し、新たに挑戦していることを明かした。

【写真】かわいい!イチロー氏デザインのTシャツ

 今年で3周年を迎える、ユニクロのTシャツ「UT」を通じ、平和のためにアクションする『PEACE FOR ALL』プロジェクトにて、新たにイチロー氏と俳優の役所広司がコラボレーターとして参加した。それぞれがデザインしたTシャツが、万博の国連パビリオンで先行発売、20日から全国で販売される。

 イチロー氏がデザインに参加したTシャツは、真ん中に一つの扉のイラスト。「好きなことを見つけてとにかく、その扉を開いて、一歩進み出してほしいという思いでデザインした」との込めた思いを紹介。さらに、どっちに開くのか分からないようになっている絵についても「意味があって」と言い、「若い人たちには恐れることなく、どんと押してほしい。そして、人生経験のある人には覗きながら、考えながら一歩踏み出してほしい」と話した。

 さらに、これから開けたい扉についても言及し、「実は最近料理するんですよ」と明かした。エプロン姿も「いまや制服。しっくり着てます!」と自身を見せた。料理を始めたのは「結婚してから20年、頑張ってくれた妻がいて、いつもご飯を待っている状態で、できるのはお皿を下げることくらい。この状態が続くのはいかがなものか。なにか一品でも作れたらいいなという思いが芽生えた」と振り返った。

 そして、知人から料理を学ぶようになって、最初に覚えたのが、ローマの家庭料理で、パスタを使ったカチョ・エ・ペペだそう。さらに「どうやら下準備とか片付けも好きみたいで、のめり込んでる真っ最中。完全に好きなことに取り組んでいる感じ。それが7ヶ月くらい。カチョ・エ・ペペは2種類、カルボナーラ、リゾット…」とどんどんと増えているレパートリーを紹介した。

 イベントには、近畿大学附属高等学校をはじめ約100人の学生が参加。代表する高校生と大学生3人が登壇し、イチロー氏とトークセッションを行った。さらに、政情不安や経済の混乱、食料難などによりペルーで暮らすベネズエラ難民の野球少年が動画で登場した。
ORICON NEWS

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