ディズニー&ピクサー新作『星つなぎのエリオ』日本版声優に野呂佳代・マユリカ中谷・関智一・沢…

2025/06/19 08:11 

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ディズニー&ピクサー映画『星つなぎのエリオ』(8月1日公開)日本版声優(左から)野呂佳代、マユリカ中谷、関智一、沢城みゆき、安原義人、子安武人(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『星つなぎのエリオ』(8月1日公開)の日本語吹替版キャストが新たに発表された。あわせて、エリオが招かれるコミュニバースで、エリオとウゥゥゥゥが出会う吹替版本編シーンも解禁となった。

【動画】野呂佳代演じるウゥゥゥゥの吹替版本編シーン

 本作は、宇宙好きの内気な少年エリオが、地球代表として宇宙の恒星たちが集う場“コミュニバース”へと招かれ、本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描くファンタジー・アドベンチャー。『リメンバー・ミー』『インサイド・ヘッド2』といった名作に続き、“やさしい感動”を届ける作品と期待されている。

 本作では、主人公の少年・エリオ役を川原瑛都(かわはら・えいと)、心優しいエイリアンの少年・グロードン役を佐藤大空(さとう・たすく)、エリオの親代わりとなる叔母・オルガ役を清野菜名が担当することが発表されている。また、エリオがたどり着くコミュニバースのメンバーのひとりで、平和を愛する惑星の明るく情熱的な大使オーヴァ役を渡辺直美がUS版と日本版の両方担当することも話題の一つとなっている。

 新たに発表されたのは、“コミュニバース”の案内係でハイテクお助けコンピューター“ウゥゥゥゥ”役の野呂佳代。水のしずくのような液状のフォルムで、コミュニバースでのエリオの生活を様々な能力でサポートし、時々毒っ気のある発言をする。芸能界に入る前、東京ディズニーシーのキャストとして働いていたほど大のディズニー好きの野呂は「『私も声優をやるんだ』と思ったら勝手に涙が出てくるぐらいうれしくて。非常に感慨深い」と喜びを語っている。

 さらに、エリオの叔母の部下で無線オタクの“メルマック”役に、お笑いコンビ・マユリカの中谷が決定。軍の基地で衛星研究の仕事をしている時に、メルマックがエイリアンたちからのメッセージを受信したと主張したことで職場は大混乱になる。それによりメルマックは謹慎処分を受けるが、彼の熱意が導いた“奇跡”がエリオの「何光年も離れた星に行きたい」という夢を叶えるきっかけとなる重要なキャラクターだ。

 中谷は「オーディションはドッキリかと思った」と驚きつつ、「誰からも愛されるキャラクターで、おいしい役」と喜びもひとしおで、「たぶん死ぬ前に思い出す人生の思い出の一つになるなと思いました」とコメントしている。

 そして、関智一が、コミュニバースの古参メンバーであるファルービナム星の大使“ヘリックス”役で参加。コミュニバースのみんなが愛飲するドリンクであるグロープを常に持ち歩き、温厚で陽気だけどちょっと偉そうな所があるキャラクターだ。「思いやりや優しさ、そして勇気、普遍的なメッセージを作品から感じ、収録しながらも胸が熱くなりました」と語っている。

 ゴーム星の大使でコミュニバースの最高幹部の一人である“クエスタ”役に沢城みゆきが決定。心を読む能力でコミュニバースの複雑な問題を解決しているクエスタ”は、誰に対しても親切で好奇心旺盛、癒しの声を持つキャラクター。沢城は「自分とは違う存在に興味しんしん!だったり、違うのはやっぱり怖いな…!と思ったり。なんだ私と変わらないんだな、と思いながら収録しました」と話している。

 茶色い石のような見た目で丸い顔をしたテグメグ星大使“テグメン”役に安原義人。無口だが理論的に物事を考えるキャラクターを演じた安原は、本作について「テーマは『出会い』。素晴らしいストーリー、絵、そして俳優達。私が足を引っ張らなければ、それはそれは、とてつもない名作が生まれたはず。期待してくださっても、後悔することはないはずです」と太鼓判を押す。

 そして、渡辺直美が声優を務めるオーヴァが、どんな宇宙の神秘、秘密にも答えることが出来る存在として作った“オーヴァマニュアル”役を子安武人が担当。たくさんのマニュアルがカードのように集まり変幻自在な形になれる特殊な見た目をしているキャラクターだ。「私の出番は決して多くはありませんがコミカルさを含みつつの貴重な助言をする役です。皆さんの記憶に残ると幸いです」とコメントを寄せた。

 あわせて、劇中の吹替版本編シーンも解禁。エリオとウゥゥゥゥが出会い、友情と思いやりに満ちたコミュニケーションを交わす重要な場面が描かれており、期待感を高めている。


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