森山直太朗、オダギリジョーとの“飲みニケーション”秘話 “スナックジョー”に浴衣姿の松たか…

2025/06/17 20:34 

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オダギリジョーとの“飲みニケーション”秘話を明かした森山直太朗 (C)ORICON NewS inc.

 俳優のオダギリジョー、松たか子、歌手の森山直太朗が17日、都内で行われた映画『夏の砂の上』(7月4日公開)の完成披露イベントに登壇した。

【集合ショット】笑顔でおてふり!オダギリジョー&松たか子ら豪華出演者が勢ぞろい

 読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞の松田正隆による戯曲を、演出家・玉田真也の監督・脚本で映画化。雨が降らない夏の長崎が舞台に、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた主人公と、妹が置いていった17歳の姪との突然の共同生活がはじまる。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女…それぞれの痛みと向き合いながら、夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。

 オダギリが主人公・小浦治を演じ、治が働いていた造船所の同僚・陣野役を森山が務める。共同プロデューサーを務めるオダギリは、その理由について本作の魅力を語りつつ豪華なキャストの出演の「説得材料になればいいなと思った」と真意を語っていた。

オファーを振り返ると本業は歌手の森山は「率直にびっくりしました」と一言。「心してかからないといけないなと思った」と身震いしたそう。ただ、緊張しながらも「風のうわさでオダギリさんが撮影中に毎晩お酒を嗜まれて、出演者の方、スタッフの方としっかり飲みニケーションをされる方と聞いていた。それが怖くて…。毎晩、演技論や今の映画界についてとかを熱い話が怖くて…」とぶっちゃけて、オダギリは「どこから聞いたんですか?」と苦笑い。「毎晩しっかり飲むのは事実でしたよね?」と森山が確認すると「そこは、そうかもしれない」と認めていた。

 また、“心に沁みた”ことをトークすることに。森山は松たか子の浴衣姿とした。長崎ロケではスタッフ、キャストが同じホテルに泊まり「貸し切りで合宿みたいな感じだった」とする。「ロビーにちょっとしたテーブルがあって、そこにオダギリさんがいらっしゃる。みんな、スナックジョーと呼んでいた。玄関だから素通りできないんです。無視して通ると次の日の撮影に響くのかなと思って」と笑わせる。男性陣が多かった中、「そこにお風呂上がりの浴衣を着られた松さんが映画やドラマのワンシーンみたいに颯爽と通るんです!びちょびちょの松さんを羨望の眼差しで見る」と懐かしむと、松は「幻を見てますよ!そんなわけない!」と照れていた。何度か浴衣姿のまま、スナックジョーを訪れたそうで、森山は感謝していた。

 舞台あいさつには、高石あかり(※高=はしご高)、満島ひかり、高橋文哉、光石研、玉田真也監督も参加した。
ORICON NEWS

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