テレビアニメ『薬屋のひとりごと』（日本テレビほか　毎週金曜　後11：00）第46話「禁軍」が13日に放送され、ついに紫紺の甲冑を身にまとい“本当の姿”で砦にたどり着いた壬氏（ジンシ）と猫猫（マオマオ）が再会を果たした。以下、ネタバレを含みます。

【画像】クライマックス間近！猫猫が手を延ばす先には何が？第46話場面カット

　本作は、毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と、謎多き美形の宦官・壬氏が、宮中で次々と巻き起こる難事件に挑んでいく“謎解きエンターテインメント”。原作は日向夏氏、イラストはしのとうこ氏が担当している。前45話では、猫猫に「子翠」と呼びかけられた楼蘭妃の悲喜こもごもの表情が話題となった。

　第46話では、楼蘭が火薬庫に火を放ち、砦は炎に包まれていた。楼蘭と再会した猫猫は、彼女が抱えていた過去、その胸中を聞く。何とか引き止めようとするが、自らのやるべきことをしに行くと、楼蘭は神美の元へ向かおうとする。猫猫はせめて「願掛けくらいさせて」と壬氏から贈られたかんざしを渡し「いつか返して」と約束する。

　そのころ、帝直轄の軍隊である禁軍が砦へと近づいていた。軍を率いるのは紫紺の甲冑に身を包んだ壬氏。暴走しかける羅漢を制止する羅半は、壬氏が皇弟だと気がついていた。“禁軍”の在り方に葛藤しながらも、子の一族を制圧する戦いに向け策を練る壬氏たち。

　楼蘭は、禁軍の来襲に怯える子昌と快楽にふける神美のもとで監禁されていたた翠苓を救出。そんな中、砦に禁軍が到着。兵たちにも“本当の姿”を明かした壬氏は、皇弟という立場から兵に引き止められながらも猫猫を助けるために砦の中へと入っていった。

　そしてついに壬氏は猫猫のもとへ。いつも通りのやりとりに猫猫は安心しながらも、「東宮」と呼ばれる壬氏の正体を確信した猫猫だったが、やはりいつも通りのテンションで「老けてるんですね」と反応。久しぶりの再会は、2人の関係性が見えるものとなった。

　2人の再会にネット上では、「猫猫を一番はじめに見つけるのは壬氏なんだよな」「壬氏との時間が案外心地いいものだったことがうかがえた」「『老けてるんですね』が猫猫らしくてすげえ好き」「自分の口から本当のことを言いたかっただろうにあっけなくバレてしまうのも切ない」「感動の再会って感じじゃなかったけど、それがいい」「壬氏様かっこよすぎたぁぁぁ」「後宮管理官の壬氏じゃなくて皇弟の華瑞月になってる」「壬氏様の正体に猫猫気づいたけど、2人の関係性も変わっちゃうのかな…」「今週も一瞬すぎた…」「クライマックス近いの寂しい」など、さまざまな反応が寄せられている。

　次回は27日放送。20日は本編放送は休止で、クライマックス直前特番が午後10時30分からABEMAにて独占無料放送される。猫猫役の悠木碧、壬氏役の大塚剛央、子翠役の瀬戸麻沙美、翠苓役の名塚佳織が出演する。

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