がんと闘う宮川花子、夫の「ベスト・ファーザー賞」に喜び「介護男子なんです!」 大阪・関西万…

2025/06/14 17:38 

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「ベスト・ファーザー賞 in 関西 発表・授賞式 at EXPO 2025」に出席した(左から)宮川花子、宮川大輔 (C)ORICON NewS inc.

 夫婦漫才師の宮川大助・花子の宮川大助(75)が14日、大阪・関西万博で開かれた「ベスト・ファーザー賞 in 関西 発表・授賞式 at EXPO 2025」に出席した。

【写真】目をうるませ受賞を喜んだ宮川大助

 「ベスト・ファーザー賞 in 関西」は、関西出身、または関西を中心に活躍し、社会貢献、福祉活動に積極的なお父さん像の人物、企業、プロジェクトなどを対象に贈られる。それぞれ部門が設けられており、大助はこのたび、夫婦で病と戦い、介護に向き合う姿が認められ、「芸能部門」で受賞した。

 授賞式には、血液のがんの一種、多発性骨髄腫で闘病中の妻、花子(70)も出席。賞状や花束を手渡された大助は目をうるませながら「かーちゃんありがとう!」と歓喜の声をあげ、受け取ったトロフィーを掲げた。

 その後、花子も壇上に上がり、2人で漫才を披露。冒頭には、大助の受賞について「介護男子なんです!」と夫を紹介。「やっぱ、お父さんというよりは、旦那。嫁が子どもみたいなもんですよ」とたたえ、受賞を喜んだ。

 しゃべろうとする大助をさえぎってのマシンガントーク。入院中の出来事をネタにし、大助に対する愛ある愚痴を矢継ぎ早にまくしたてる、2人にしかできない夫婦漫才を披露し、会場の爆笑をかっさらった。5分の予定が8分以上にわたりしゃべり続け、終わって司会が加わった後も、話は止まらず、13分にわたってトークを展開。会場を盛り上げた。

 このほか、今年は6部門で7人が受賞。政治部門は大阪市長の横山英幸氏、経済部門は竹中工務店代表取締役会長の難波正人氏、学術部門は磯田道史教授、ものづくり部門は櫻正宗代表取締役社長の山邑太左衛門氏と増田徳兵衞商店代表取締役会長の増田徳兵衞、スポーツ部門は元プロ野球選手で野球解説者の星野伸之氏が選ばれた。
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