売れ残ったサツマイモの茎を育てたら…8ヵ月間の変化に「まるで観葉植物w」「え?鉢植えでも!…

2025/06/04 07:20 

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ホームセンターで購入した「しおれたサツマイモの茎」。この後…?写真提供@bloomingscape

 ホームセンターでたまたま発見した、しおれかけの「サツマイモの茎」。それを鉢植えで観葉植物のように育てたら、どうなる…? そんな疑問を検証した動画に注目が集まり、「これやってみたいです!」「観葉植物になってるw」「鉢植えでも収穫が!?」など驚きの声が寄せられている。投稿したのは、観葉植物の通販サイトを運営する「ブルーミングスケープ」(@bloomingscape)さん。鉢植えでサツマイモを育ててみた経緯や鉢植え栽培のメリット、魅力について話を聞いた。

【画像】しおれた「サツマイモの茎」8ヵ月間の変化とは…?

■収穫できるか半信半疑ではじめたサツマイモの鉢植え栽培 その結果は…

――しおれたサツマイモの茎が2ヵ月半で立派な観葉植物になり、さらに8ヵ月後には収穫まで! YouTube動画『サツマイモの茎を土に植えて8ケ月後どうなる?』の検証結果、とても興味深く拝見しました。

「ありがとうございます。今回の検証は『鉢植えでサツマイモは収穫できるのか?』という疑問からスタートしたもので、私も初めての試みでした」

――栽培をはじめる前は、どうなると予想していましたか?

「サツマイモなどのいも類は通常、畑で栽培するものだと思います。それを鉢植えの状態で栽培する。しかも、しおれた感じの茎の状態から…。それで果たしてサツマイモができるのだろうか? と私も半信半疑でした。また、仮にサツマイモができたとしても、どれくらいのサイズのものが出来あがるのか、結果は予想できておりませんでしたね」

――ちなみに、今回の検証で使用されていた「サツマイモの茎(ツル)」ですが、あまり見かけたことがありません。どのような経緯で入手されたのでしょうか?

「今回使ったのは、ホームセンターで『サツマイモ用の茎(ツル)』として販売されていたものです。たまたま見かけて、これを植えたらどうなるだろう? と思って購入してみました。少々しおれた感じだったのは、実は売れ残りのような形で置いてあったものだったから、という理由もあったりします(笑)」

――結果、立派なサツマイモが収穫でき、驚きの検証となりました。収穫したサツマイモはどのような味わいだったんでしょうか…?

「動画の最後に登場している蒸した状態のサツマイモを見ていただくと分かりますが、すごく美しい黄金色になり、とっても甘くて、正直売り物と遜色ないレベルだと思いました。知り合いにもプレゼントしましたが、甘くておいしかったと喜んでいただけました」

■サツマイモの鉢植え栽培の利点は「移動が簡単で、自宅で気軽に収穫が楽しめること」

――投稿には「やってみたい!」の声も多数寄せられていましたが、8ヵ月の間、鉢植えでどのように栽培していたのでしょうか?

「鉢に植える際は、中に鶏糞や腐葉土などを混ぜた土を使用しました。ただ、植えこんだ当初は萎れていく一方でしたので、正直『もうダメかな?』と思っていたんです。しかし次第に、鉢の土から出している先端部分から新しい葉が出始め、気温が高くなるにつれて、どんどん葉っぱが増えていきました。追肥はあまりしなくても大丈夫だった気がします」

――その他に栽培時の注意点はありますか?

「動画でもやっていましたが、長い茎の節がある部分を、寝かせながら土をかぶせて土に植えていくと、サツマイモができやすくなるかと思います。あと、試したことはないのですが茎を立てて植えると、収穫量は少なくなるものの、イモ自体が大きくなるようです」

――肥料についてはいかがでしょうか?

「チッソ分が多い肥料を与えすぎると収穫量が減ってしまうみたいですので、そこは注意が必要ですね。あと、雑草が生えてきた場合には、こまめにとるようにしてください」

――サツマイモを鉢植えで栽培してみて感じた、メリットや魅力を教えてください。

「鉢植えの利点は移動が簡単なことと、自宅で収穫が楽しめることだと思います。畑でないとできないと敬遠してきたサツマイモ栽培も、鉢であれば自宅のベランダなどで気軽に試せますよね。ちなみに、今回動画で使用した鉢は市販されている観葉植物用の10号鉢です。もし大きめの観葉植物を育てていて、余った鉢などがありましたら、ぜひそちらを使ってサツマイモ栽培に挑戦してみていただきたいと思います」
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