「怖い話怪談朗読」で注目を浴びた『男神』映画化 遠藤雄弥主演、彩凪翔・岩橋玄樹・須田亜香里…

2025/05/29 09:24 

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映画『男神』9月19日公開 (C)2025「男神」製作委員会

 俳優の遠藤雄弥が主演、『ソローキンの見た桜』(2019年)などの井上雅貴監督による映画『男神』が、9月19日より全国公開される。不吉で、不穏な空気が漂うポスタービジュアル&予告編が解禁となった。

【動画】映画『男神』予告編

 本作の原作『男神』は、2020年、「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」にて入選し、YouTube超人気サイト「怖い話怪談朗読」にて朗読され、「今までで一番怖い話」と一躍注目を浴びた作品。視聴者から映像化を望む声が上がり、愛知県日進市の協力により、オリジナルストーリーでの映画化が実現した。日進市にある神々しい山々、自然豊かなロケーションを活かし、誰も見たことがない壮大なファンタジーホラーが完成した。

 全国各地で母と子の失踪事件が相次ぐなか、ある日、新興住宅地の建設現場に正体不明の深い「穴」が発生する。時を同じくして、そこで働く和田(遠藤)の息子がこつ然と姿を消してしまう。その「穴」の先は不思議な森につながっており、そこでは巫女たちが「男神」を鎮めるため異様な儀式を行っていた…。息子がそこに迷い込んだ事を知った和田は、その穴に入っていくが…。

 この物語の主人公であり、失踪した息子を助けるため、正体不明の謎の「穴」へ入ることを決意する、建設会社の社員・和田勇輝役を演じるのは、『ONODA 一万夜を越えて』(21年)で鮮烈なインパクトを残し、『朽ちないサクラ』(24年)や『室町無頼』(25年)など、話題作への出演が絶えない遠藤雄弥。行方不明になった息子を探し出すために、禁断の地に踏み入れ、得体のしれない“存在”に立ち向かう、愛情深い父親役を熱演している。

 和田の妻で、巫女である夏子を演じるのは、元宝塚歌劇団雪組の男役のスターの彩凪翔。夫・和田を愛し、息子を愛する母である一方、ある秘密を隠しているキーパーソンを、ミステリアスに演じる。

 和田と同じ建設会社に勤める山下裕斗役で、King&Princeの元メンバー、岩橋玄樹。姉の愛子役で、本作の舞台となった愛知県日進市の出身で、2022年までアイドルグループ・SKE48で活躍した須田亜香里が共演する。2人は息子を探す和田に協力。岩橋は、劇中で流ちょうな英語を披露するシーンもある。

 解禁となった本ビジュアルでは、和田(遠藤)、夏子(彩凪)、愛子(須田)、裕斗(岩橋)が、それぞれ険しい表情を見せている。得体のしれない“何か”に恐怖している表情にも見える。その奥には、子どものようなシルエットが…。彼らの背景には「禁忌」「結界」「封印」「儀式」など禍々しいワードが並び、なにやら不吉で、不穏な空気が漂う。

 予告編は、和田と愛子が工事現場に突如現れた大きな「穴」をのぞき込むシーンから始まる。この「穴」はどこまでも続く、底なしの「穴」だった。全国で母子失踪事件が相次ぐ中、「パパ―!」という声も空しく、息子は消えてしまう。穴の秘密を知る男、穴の秘密を隠す妻など、手掛かりがなかなかつかめず、取り乱す和田。

 この不可解な状況は、すべては「あの神」のために…。その“存在”は、古より「男神」と呼ばれ、無垢な子どもが「生贄」として捧げられているという。その神をまつる儀式が始まった時、果たして、和田は、最愛の息子を助けることができるのか――。

 本作のムビチケ(カード、オンライン)は7月11日発売。


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