86歳・もず唱平氏、万博でミャクミャクの隣に 一時は体調不良で引退宣言→大阪舞台の渾身新曲…

2025/05/23 20:56 

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5月31日放送『ドキュメンタリー9』「最終章のラブレター ~石川さゆり新曲秘話~」(C)テレビ大阪

 テレビ大阪『ドキュメンタリー7』(前11:30)の5月31日放送回は、浪花の名作詞家・もず唱平氏(86)に密着する。

【写真】石川さゆり、もず唱平氏と再会のシーン

 「目立たずとも私たちの生活に多大な貢献をしている人たち」、「社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たち」にスポットライトを当てたドキュメンタリー番組。第27回は「最終章のラブレター ~石川さゆり新曲秘話~」。

 「釜ヶ崎人情」など多くのヒット曲を生み出したもず氏は、昨年、体調不良により引退を宣言したが、石川からの熱い依頼により、人生最後の作品ともいえる「棉の花」の歌詞を書き上げた。

 曲のタイトルにある「棉(わた)」は、大阪府東部・河内地方で生産される「河内木綿」のこと。明治時代に盛んに生産されていたが、現在は安価な外国産綿の輸入によりほとんど作られていない。同曲は、「河内木綿」が生産されていた時代、無垢で可憐な棉の花のように懸命に生きた女性たちの姿を描く。

 もず氏は、故郷・河内に長く暮らし、文化保存や平和活動に尽力。文化を守るために、地域の女性たちと交流を深め、棉の種まきの現場にも何度も足を運んできた。そして今年5月、もず氏は大阪・関西万博の会場にいた。自身の名前のように「平和」を「唱える」 活動を続けてきたからこそ、紛争地のパビリオンを訪れ対話をしたかったという。

 河内で開かれた新曲披露コンサートで、もず氏と石川が再会する。楽屋で語られた「棉の花」に込められた願いとは…。
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