片岡愛之助&森川葵、ルパンの敵役で出演 『ルパン三世』新作映画の映像公開【コメント全文】

2025/05/16 04:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』に出演する片岡愛之助&森川葵 原作:モンキー・パンチ (C)TMS

 大人気アニメ『ルパン三世』の完全新作映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』(6月27日公開)のゲスト声優が発表された。ルパンに立ちはだかる最強の敵で、不死身の男ムオム役を片岡愛之助、ムオムに仕える謎の少女サリファ役を森川葵が担当する。また、2人の声がお披露目された本予告映像が公開された。

【動画】ルパン大ピンチ!片岡愛之助&森川葵のキャラ声 公開された映像

 今回の出演に片岡は「歌舞伎「流白浪燦星」(ルパン三世)からのご縁で今回のお話をいただきまして、驚いたと同時にとても嬉しかったです。子供の頃から観ていたルパン三世。30年ぶりとなる2Dアニメーション劇場版に携わることができ光栄でございます」と喜び。墓場のような謎の島でおそろしい計画を推し進めている得体の知れない最強の敵・ムオムを妖しく演じる。

 ムオムに仕え、予測不能な物語の鍵を握るミステリアスな少女・サリファ役の森川は「お話をいただいた時に飛び上がるほど嬉しかったです。しかしアフレコの本番日が近づくにつれて、ルパンという名作への参加という重みに不安とプレッシャーが襲いかかりました。ムオムとサリファとのやり取りもぜひ目を離さず見ていただきたいです!」と意気込んでいる。

 予告映像では、歴代の劇場作品『ルパンVS複製人間』(1978)、『カリオストロの城』(1979)、『バビロン黄金伝説』(1985)、『くたばれ!ノストラダムス』(1995)、『DEAD OR ALIVE』(1996)の名シーンが次々に映し出されている。

 冒頭からニヤリと笑うルパンの「待ちくたびれただろ?」から始まり、ルパンとその一味を徹底的に追いつめる不死身の敵・ムオム(片岡愛之助)、謎の少女・サリファ(森川葵)の声もお披露目。サリファの「あなたの一族はあなたの代で終わるの」という不穏なセリフと共に、水へ沈むルパンの姿が。次元や五ェ門といったお馴染みのメンバーによる銃撃戦やカーチェイスの迫力ある映像にB’zの主題歌「The IIIRD Eye」が絡み合い、エネルギッシュな予告編となっている。

 『ルパン三世』は、世界的に有名な大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。モンキー・パンチさん原作で1967年に漫画の連載がスタートし、アニメシリーズは1971年に初めてテレビ放送。

 その後もシリーズは続き、2015年には30年ぶりにテレビアニメシリーズが放送され話題となり、近年は2019年に初のフル3DCGアニメ映画が公開、2021年にテレビアニメ第6期が放送され、2022年に少年時代を描いたアニメが配信、2023年には『キャッツ・アイ』とコラボした映画が配信された。

 『ルパン三世』約30年ぶりの2D劇場版アニメーション・完全新作となる今回は、地図にない謎の島を舞台に、「あなたはまだ本当のルパンを知らない」がキャッチコピーで、新作にして原点となる“究極”を描いた物語。ルパン三世たちはバミューダ海域へ向かうが、島に近づいた瞬間、狙撃によって飛行機は撃墜され、一行は死の島へと不時着してしまう。

 そこに広がっていたのは、朽ちた兵器や核ミサイルが山のように積まれ、かつて兵器として使われ、捨てられた“ゴミ人間”たちが徘徊する、世界の終わりのような風景だった。霧に覆われたその島には、24時間以内に死をもたらす毒が充満し、逃げ場はない。島の支配者・ムオムは不老不死を掲げ、世界を選別と排除で支配しようとしていた。銃も刀も通じない“死なない敵”を前に、ルパンは過去と誇り、そして盗人としての矜持を賭けた知略の戦いに挑む。

■片岡愛之助コメント全文

 歌舞伎「流白浪燦星」からのご縁で今回のお話をいただきまして、驚いたと同時にとても嬉しかったです。子供の頃から観ていたルパン三世。30年ぶりとなる2Dアニメーション劇場版に携わることができ光栄でございます。

 収録も「あ、ルパンと喋ってる!」と本当に夢のような時間で信じられなかったです。今回務めさせていただいたムオムというキャラクターは、不死身の生き物というのか、人工的に作られた最強な不死身の生物というのか。言葉であって言葉でないような、唸るような、ハッキリと何かを言っているでもないセリフもあり、謎が多いので深みを出したいと試行錯誤しながら作り上げていき、「よし、これがいい!」というところで落ち着きました。僕の中では出し切りました!また主題歌には僕が昔から大好きなB'zさんということもあり色々なご縁を感じております。ぜひ劇場の大スクリーンで体感いただきたいです。

■森川葵コメント全文
 お話をいただいた時に飛び上がるほど嬉しかったです。しかしアフレコの本番日が近づくにつれて、ルパンという名作への参加という重みに不安とプレッシャーが襲いかかりました。今回の『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』ではこれまで私がイメージしていたユーモア溢れる姿よりも男前なルパンの姿がありました。きっと皆さんの目にもそんなルパンの姿が魅力的に、そして新鮮に映るのではないかと思います。

 サリファを演じる上で、感情を抑えつつも、常に明るく天真爛漫な雰囲気を保つことに気を付け、ルパンと対等な立場に立つのではなく、さりげなくルパンを振り回すような存在感を出すように心がけました。サリファ自身の軸を大切にしながら演じることができたと思います。ムオムとサリファとのやり取りもぜひ目を離さず見ていただきたいです!


ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報