『ブンブンキング』ブンブンジャーDAY開催、ヒーロー談義に花が咲く 『キングオージャー』で…

2025/05/15 13:28 

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『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』のブンブンジャーDAY (C)2025 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映(C)テレビ朝日・東映AG・東映

 俳優の井内悠陽、葉山侑樹、鈴木美羽、齋藤璃佑、相馬理、宮澤佑が14日、都内で行われたスーパー戦隊“VSシリーズ”第31作目となるVシネクスト『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』(5月1日から期間限定上映、10月29日にBlu-ray&DVDが発売)のブンブンジャーDAYに登壇した。

【写真】『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』のブンブンジャーDAYに登壇したキャストたち

 この日は、ブンレッド/範道大也役の井内、ブンブルー/鳴田射士郎役の葉山、ブンピンク/志布戸未来役の鈴木、ブンブラック/阿久瀬錠役の齋藤、ブンオレンジ/振騎玄蕃役の相馬、ブンバイオレット/焔先斗役の宮澤、そして加藤弘之監督、吉川史樹プロデューサーが登壇した。

 まずは井内が「天才屋、届け屋のブンレッド/範道大也役の井内悠陽です」とあいさつすると、その流れでそれぞれが一言ずつ付け加えていくことに。葉山は「ビジュアル担当」、鈴木は「笑顔製造機」、齋藤は「短髪筋肉」、相馬は「ブンブンジャーのジェラミー・ブラシエリ」、宮澤は「おじさん」、加藤監督はテレビシリーズのバクアゲ23「炎の逆境野球」、バクアゲ41「預ける背中」を担当したことから「スポーツ回担当」と名乗り、最初からハイスピードで会場を笑いの渦に巻き込んだ。

 そして、マルバツトークと称して、それぞれがマルとバツの札をもって質問に対して答えて形式に。まずは、「キングオージャーとの共演は楽しかった?」という質問に対して、全員が満場一致のマルの札を挙げた。最初のあいさつからジェラミーを話題にしていた相馬は「どれだけ画面の湿度をあげられるか、2人で協力して、よりねっとりでいこうと話していました」と、ジェラミー・ブラシエリ役の池田匡志と打ち合わせていたことを明かし、共演陣から「ねっとりを通り越して粘土」や「キャラクターが似ている!声がいい!」と2人の組み合わせにコメントが飛び交った。続いて、齋藤は「佳久(創=カグラギ・ディボウスキ役)さんとのシーンで、待ち時間もずっと筋肉の話をしてました。本当にすごい勉強になりました(笑)」と振り返り、エンディングでも佳久が筋肉を見せるために脱いでいることが明かされ、齋藤は警察官役なので脱げなかったと話し笑いを誘った。井内も酒井大成(ギラ・ハスティー役)のことをあげ「同じレッドと絡むってなると、キャラクターの性格も全然違うけど内に秘めている熱さみたいなものは通ずるところがあって、大也がどうなるんだろうみたいな気持ちで新鮮でした」と当時を振り返った。地球に残った役でキングオージャーとの特別な絡みがなかった残った宮澤は、相棒のビュンディー(ビュン・ディーゼル)がいるので…と言いながら「ブンブンジャーが地球に来たときはうれしかったです。ヤンマ・ガスト(渡辺碧斗)と、小競り合いをするシーンもあって楽しかったです」と話し、葉山から実は本編ではカットされた小競り合いのシーンがあったことが明かされ「スケジュールの都合で、先にキングオージャーがアフレコをしていて、そこに合わせにいったのシュールだったね」と付け加え、加藤監督も「(アフレコ)現場でもなんて言ってるんですか?って結構聞かれました。(撮影)現場でも森(博嗣)さんとツタ(蔦宗正人)さんがヒートアップしていたから」とスーツアクターの秘話も明かされた。鈴木は「女性チームみんなで遊園地に行きました!1年間演じてきて、未来はブンブンジャーだと引っ張る側や、空気を作る側だと思うんですがヒメノ様と会った時はヒメノ様の空気に押されていたので新鮮でした!やっぱりお姫様です」と、キングオージャーとの共演を楽しく振り返った。

 続いて、「私生活で一番ヒーローっぽいのは自分である?」という質問に葉山と鈴木の2人だけがマルをあげ、理由について葉山は「絶対信号は守るし、ご飯屋さんに行っても店員さんに『ありがとうございます』って言うし、お子さんにはイェーイ!ってするし」とコメント。キャストから「人間性!!」とツッコミが入りながら「当たり前のことをちゃんとちゃんとやるのがヒーローだ!」と言い切って笑いと拍手が送られた。続いて鈴木は「道を歩いてる人と目が合ったらニコって笑いかけて、ヒーローの余裕を見せる!」と笑顔で答えて笑わせた。バツをあげた井内は理由について「ヒーローは自分で自らヒーローって言わないと思うんですよね!」と、ヒーローらしい回答があった。

さらに、「1年間の中でNGを一番出したのは自分である」という質問にマルをあげたのは、井内、齋藤、相馬の3人となり、齋藤は最終話「君のハンドル」の撮影を振り返り「玄蕃のお父さんとのシーンでツボにはまって何十回もやり直したんですけど、そこに『ゴジュウジャー』のメンバーが見学にきていて、いつの間にか帰っていました」と現在放送中『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が見学していたことも明かされ、続く相馬もアフレコで「僕も『ショベルカスタマイズ』がいつも言えるのに20分近くかかって、『ゴジュウジャー』の人たちがいなくなっていました」と話し会場を笑わせた。

 『ブンブンジャー』のメンバーも『キングオージャー』の撮影を見学したことも明かされ「キングオージャーはすごかった!」と口々に言うと、鈴木が「いつもの3割増しで気合い入ってたらしいよ」と『キングオージャー』チームから聞いていたことも明かされた。また、監督が思うNGが多かったキャストは「考えても誰も思い浮かばない」とコメントするも「相馬が『ドンブラザーズ』の時に少し大変だった」と、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン8話「ろんげのとりこ」でソノニ(宮崎あみさ)をナンパする役で出演していた時のことが暴露された。

 そして、最後のマルバツトークとして感謝しているという質問には全員がマルを出した。最年長の宮澤が「追加戦士だったので、空気作りが最初から良い空気を作ってくれていました。その空気感がこの作品の良さにもつながっている気がしています。5人が最初に作り上げたもので、すごく感謝していて素敵です」と改めて感謝を述べ、当時鈴木は「ようこそ、ブンブンジャーへ」と横断幕を作ろうと提案するも、みんなから止められことまで明かされた。井内は「佑くんが入ってきて6人でご飯に行ったときに、初めての連続ドラマで主演だったこともあって不安が大きかったのですが、そこでみんなにレッドで良かったよって言ってもらえて、そこでなんか吹っ切れて逆に不安になっているのは失礼だって思いが生まれたので、みんなに感謝しています」と伝えた。

 観客からの質疑応答の時間になると「『キングオージャー』の今回絡まなかったキャラクターだったら、誰と絡みたっかたですか?」と質問が飛ぶと一人ずつ、宮澤は「リタ。キャラクターが正反対だから」というと「不動と多動!」とイジられた。齋藤は「もっふん。かわいいから!」とし、葉山は「リタ。リタを演じている平川結月さんと生年月日(2021年10月27日)が同じで、性別だけ違うから」と話した。井内は「カグラギ。大也は(『ブンブンジャー』では)未来に振り回されてるけど、(『キングオージャー』の中では)カグラギは振り回していそうなキャラクターだから、そこが絡んだらどうなるんだろうって思って」とコメント。鈴木は「ジェラミー。単純にかっこいい!」とコメント。相馬は「ヒメノ。姫と王だし、どんな感じになるのかな?って」とそれぞれが話していた。

 最後に、井内があいさつ。「公開してから半月が経った今でもSNSや手紙で面白かった、何回も見たよとか、1回目見たときは気づけなかったけど、2回目に見たらあのシーンおもしろかったとかファンの方々の声をたくさんいただいて、まだまだ続いていくのでこれからも何回も見てくれたらうれしいです。今日は本当にありがとうございました」とお礼を伝え舞台あいさつは終了した。
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