映画『国宝』吉沢亮・横浜流星・渡辺謙・田中泯らの歌舞伎舞踊シーンを含む場面写真16点を一挙…

2025/05/13 16:00 

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映画『国宝』(6月6日公開)(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

 現地時間13日にフランスで開幕する「第78回カンヌ国際映画祭」の「監督週間」部門に選出されている映画『国宝』(6月6日公開)から、場面写真16点が新たに公開された。

【画像】俊介(横浜流星)の「二人道成寺」シーンほか15点

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一による小説を、吉沢亮主演、横浜流星共演、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介――その対比も作品の見どころのひとつだ。

 今回公開された場面写真は、吉沢たちが最初はまっすぐ歩くことから始めて、一挙手一投足、丁寧な稽古を積み重ね、吹き替えなしで挑んだ歌舞伎舞踊シーンへの期待が高まるカットの数々。「二人道成寺」より、烏帽子をつけた振袖姿で鮮やかに舞う喜久雄の姿や、同じく「二人道成寺」より、赤い花笠を被り、三つ連なる振り出し笠を使って華麗に踊る俊介。

 また、「連獅子」より、迫力ある親獅子の精の半二郎や、「鷺娘」より、ふりしきる雪の中で、恋の悲しみにもがく鷺の精を演じた万菊(田中泯)の姿も。

 そのほか、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らの劇中写真も一挙公開された。
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