宮川一朗太、元妻を自宅に迎えたいきさつ明かす「病院はいやだと何回も繰り返すんですね…」波乱…

2025/05/13 15:00 

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宮川一朗太 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の宮川一朗太(59)が、きょう25日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金 後1:00)に出演。がんを患った元妻を自宅に迎えたいきさつを明かした。

【写真】波瀾万丈な人生を語る宮川一朗太

 宮川は2005年に離婚したことを、8年後の2013年にバラエティ番組出演時に明かし、その後ブログで公表。離婚理由を「すれ違いや諍(いさか)い、さまざまなことが重なって別れを決断して。話し合いを繰り返し、別々の道を歩んで行くことになりました」と説明していた。

 この日の『徹子の部屋』で、離婚後に元妻は「南のほうに移住」し、男手一つで娘2人を子育てしていたことを話した。

 元妻を自宅に迎えることになったいきさつについては、「7~8年前に(元妻が)がんを患いまして…いったん手術で摘出したんですが2年後くらいに転移が見つかりまして」などと話し、ステージ4と診断され、その病院では治療が難しかったことから東京に転院したと説明した。

 元妻の入院中、宮川は見舞いに行っていたが「病院はいやだと何回も繰り返すんですね…」という。病院とも話し合い、長い時間の移動は難しく、東京の病院からも極力離れない場所での治療となったときに「そうなると、うちしか…」と決断したと明かした。

 当時は「逡巡がありまして…。別れた嫁を迎え入れるというのはどうなんだろうと」と悩んだというが、「長女が、私がお世話をするから。パパは時々面倒をみてくれればいいからと言ってくれて」と、いきさつを話した。

 迎え入れることを決め、介護ベッドや酸素吸入器などをそろえ、「元嫁とこれから、なんか不思議な生活が始まるな」と思っていたが、「その翌日に旅立ちました」と話し、長女とともに最期を看取ったという。

 宮川は「多分、病院は嫌だと言っていた…そのベッドから見える景色が、病院じゃないと思ったんじゃないでしょうか。そこでほっとしたのかな?なんていうことも話したり。非常に不思議な経験」と振り返った。

 黒柳徹子から元嫁とどんな会話をしたか聞かれると「耳が聴こえにくくなり筆談で」と明かした宮川。「後日談になっちゃうんですが」と前置きし、「最後のほうで僕が『じゃあ帰るね』と。意識も混濁していたので帰ってもとくに連絡はないんですね。きっと僕が来たこともわからなかったかなと思ったんですが、遺品整理のときに携帯を見ると僕へ『お見舞いに来てくれてありがとう』と書いたままのLINEが残っていたんですよ。送信しないままの」と説明した。

 さらに「やっぱりわかっていたんだね、僕は来たことをわかって、ありがとうといってくれたのかな」「色々こみ上げるものがありました」と振り返り。「2人の娘と会わせてくださったのは彼女。今は感謝しかありません」と感謝を伝えていた。
ORICON NEWS

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