江口のりこ&三浦透子ら出演舞台、きょう開幕 段田安則も自信「10年に1回出会えるような名作…

パルコ・プロデュース2025『星の降る時』に出演する(左から)八十田勇一、秋山奈津子、三浦透子、江口のりこ、那須凜、段田安則、近藤公園、山崎大輝 (C)ORICON NewS inc.

【写真】段田安則も「10年に1回の名作になる」と自負!プレスコールの模様10点
本作は、イギリスのかつて栄えた炭鉱町を舞台に、変わりゆく社会と折り合いをつけようともがく家族を、イギリス気鋭の劇作家であるスティール氏が情熱的かつユーモラスに描いたヒューマンドラマの傑作『星の降る時 Till the Stars Come Down』。2024年度『ローレンス・オリヴィエ賞』BEST PLAYにノミネートされた話題の新作戯曲を小田島則子の翻訳、第50回菊田一夫演劇大賞も受賞した日本を代表する演出家・栗山民也の演出で、豪華俳優陣を迎えて世界に先駆け上演される。
物語の中心となる三姉妹の長女役を江口、次女役を那須、三女役を三浦、三姉妹を育てあげた父親役を段田、三姉妹の叔母役を秋山、さらに長女の夫役を近藤、三女の夫役を山崎、三姉妹の叔父役を八十田が務める。
プレスコールでは、次女の結婚式に親族が勢ぞろい。食事をしながら繰り広げられる賑やかな会話を軽快に演じた。
江口は「本当におもしろい芝居です」、那須は「皆様に心から見てほしいお芝居です」、三浦は「読むたびに発見と気づきがあって、なんと恐ろしい脚本だろうと感じております」とコメント。
段田は「何本も芝居をしていますが、そうですね、5年に1回、いや、10年に1回出会えるような名作の舞台になるのではないでしょうか」と自信をみなぎらせた。
プレスコール後の作家会見で、スティール氏は「キャストの皆さんともすでに分かち合ったんですけれども、(プレスコールを)観させていただいて、本当にとても喜んでいますし、いい意味でとても驚いています」と笑顔を見せた。「もちろん違うんだけれども、スピリットが同じであったり、エッセンスが同じものを感じることができたということ、そして1人1人のキャラクターが本当に素晴らしくて、そしてプロダクションがとても美しくて、本当に言葉を失ってしまうぐらい、圧倒されるぐらい、本当に素晴らしかったです」と絶賛した。
本公演は、きょう10日~6月1日に東京・PARCO劇場、6月8日に山形・やまぎん県民ホール、6月12日~15日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、6月21日~22日に福岡・キャナルシティ劇場、6月27日~29日に穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて上演される。
■演出&キャストコメント全文
▼栗山民也(演出)
この芝居、けい古が始まる前に決まって胸の鼓動が厳しくなるのです。いったいどこへ向かっていくのかわからぬ物語の、その流れの過激さからでしょうか、それぞれの登場人物の思いも行動もチグハグで、気持ちいいほどに勝手気ままに見えて、実は極めて真剣、必死なのです。ちょっと遠くから俯瞰してみると、小さな輪の中にみんながしっかりといて、まるで太陽を中心にそれぞれの惑星が周りをぐるりと巡っているような家族の光景が続くのです。すぐ目の前にある大切なものを見過ごしたり、後悔するくせにあえて強がりをぶつけてみたり、大事なところで思わず滑って転んでしまう登場人物ばかりなのですが、確かにこの人たち、機械じゃなく素敵な生きものです。そんな彼らの必死にしく求め合うそれぞれの愛のカタチに、またドキドキと鼓動が高鳴るのです。
▼江口のりこ
本当におもしろい芝居です。人間のおもしろさが在ります。ぜひぜひ劇場に足を運んでください!!
▼那須凜
家族という生き物はなんと不可思議なんだろうと、思いを巡らせるけい古の日々でした。愛し合いながら増み合う。どんなに離そうと思っても離れられない手と手。それは決まった法則で永遠と動き続ける宇宙の惑星のようです。遠いイギリスの話ですが、全ての世界の人々に通ずるであろう家族の物語になりました。『星の降る時』皆様に心から見てほしいお芝居です!ぜひ劇場にお越しください。
▼三浦透子
学びと笑いに溢れた、とても充実した稽古の日々でした。読むたびに発見と気づきがあって、なんと恐ろしい脚本だろうと感じております。稽古場で紡いだ時間を信じて、最後まで全力で作品に取り組んで参ります。ぜひ劇場に観にいらしていただけるとうれしいです!
▼近藤公園
もともと素晴らしい戯曲なのですが、栗山マジックによって素敵な演劇が出来上がりました。三姉妹の個性が炸裂していて、本当に魅力的です。そこにキャロル叔母が入った時の、かしましさ!更に娘たちが加わった時の、金平糖みたいな形のおもしろさ!男性陣も負けじと奮闘したいと思います。ただ、いろんな角度から刺さる作品です。ぜひとも覚悟して、ご覧いただきたい。
▼山崎大輝
台本を読んだ時からおもしろい作品になると思っていましたが、けい古が進んでいくほど新しいおもしろさに出会いました。丁寧に並べたドミノをひと押しするだけで全部が倒れてしまう、変わってしまう。その瞬間に何を思うのか…。この時間をお客様と共有できることをうれしく思います。劇場でお待ちしております。
▼八十田勇一
ストーン家の大変な一日を皆きまにのそき見してもらうために、いつもより”慣れない””頭をフル回転させながら無意識に体を動かす”ことを徹底的にやってます。なので初日を迎えるのがいつもより怖いです。でも皆さまにお会いできるのは楽しみです!でも初日は怖い…そんな想いが行ったり来たりしてる今日この頃です。
▼秋山菜津子
なんだかとてもワクワクする芝居です。けい古中もずっと新鮮な時間を感じていました。この感覚を持ったまま、観客の皆様にもワクワク、ライブ感のある素散な作品をお届けできたらと思っています。
▼段田安則
いつも一応「ぜひご覧ください」と言うのですが、今回は本心から「ぜひご覧ください」です。台本を読んだときもおもしろかったのですが、実際にけい古をし、俳優が動きだすと、もっとおもしろくなりました。どのシーンもおもしろい。どの役もおもしろい。何本も芝居をしていますが、そうですね、5年に1回、いや、10年に1回出会えるような名作の舞台になるのではないでしょうか。
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