石田ひかり、息子役・中村海人“うみ君”は「いい意味で能天気で(笑)」 『ミッドナイト屋台』…

2025/05/09 20:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東海テレビ・フジ系土ドラ『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』 (C)東海テレビ

 WEST.の神山智洋が主演、Travis Japanの中村海人が共演する東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』(毎週土曜 後11:50)第5話(10日放送)を前に、場面カットとあらすじと見どころ、方丈真耶役の石田ひかりからコメントが到着した。

【写真】石田ひかり“母”、竹中直人“父”&中村海人“息子”の方丈家

 今作は寺の境内で平日夜のみ営業する“ミッドナイト屋台”を舞台に神山演じる味覚を失ったスゴ腕シェフ・遠海翔太と、中村演じる味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元が、ひょんなことからタッグを組み、屋台を盛り上げるべく奔走するさまがオリジナル脚本で描かれる。

 第5話で物語の折り返しとなり、前半の大きな山場を迎える。翔太と輝元が、毎回アイデアを利かせた料理を披露するが、今回は輝元の母・真耶のために、2人が思い出の料理を再現する。その料理には、方丈家の秘められた過去が隠されていて…。

 今回登場するのは、輝元の兄で3年前に亡くなった長男の輝善(宮崎秋人)の得意料理だったお好み焼き。方丈家で祝い事があった日などに、皆でホットプレートを囲んで作ったという思い出の料理だ。また方丈家では、山芋の代わりに“ある食材”をすりおろして生地として使用する。どこでも手軽に手に入る、ちょっと意外なその食材とは。輝善が亡くなってからは作ることのなかったお好み焼きを、もう一度みんなで食べようと呼びかけた翔太の真意とは。

 屋台に輝徳(竹中直人)と真耶を招き、ホットプレートを使ってお好み焼きを焼く翔太と輝元。お好み焼きは真耶の好物という設定だが、石田ひかり自身は「よく、お餅の入ったお好み焼きを食べていました」とのこと。このシーンでは、翔太がお好み焼きをひっくり返すのに失敗するという設定だったが、撮影では神山が上手にひっくり返してしまいNGに。料理の腕が上がったことで撮り直しになってしまい、苦笑いの神山だった。

■石田ひかりインタビューコメント

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

どの役をいただいた時も同じなのですが、毎回格闘の連続です。私よりも出番の多い神山君と中村君は、他にもいろいろなお仕事を抱えながらとても一生懸命演じているなと感じました。神山君は本当に丁寧なお芝居をされる方ですよね。
ウチの息子の“うみ君”は、いい意味で能天気で(笑)。彼が輝元役で、とても良かったと思っています。そして竹中さんは、読経のシーンもとてもいいお声で、説得力があってカッコよかったです。

――竹中さんとはデビュー映画でも共演されていました。

映画『ふたり(1991)』で共演させていただいて私は高校生、竹中さんは母親の主治医という設定でした。そして30年を経て、晴れて夫婦となりました(笑)。現場での竹中さんはとても自由でアドリブが多いというか…。私はその逆で、アドリブになかなか上手く対応できないタイプなので、撮影中は毎回「どうしよう!」とアタフタしています。でもそこも含めて、楽しい現場ですね。

――ドラマは「食」がテーマの1つですが、思い出深い料理は?

誰にでも、好きな食べ物や嫌いな食べ物、忘れられない料理があったりと、「食」は私たち一人ひとりの人生に直結していますよね。空腹を満たす以上に気持ちまで豊かにしてくれます。特に作り手の想いが伝わってきたりするとうれしかったり、頑張れたりするもの。私の世代だと、運動会の前日などは母がとんかつを作ってくれたのを覚えています。このドラマは、そうした料理の持つ力を丁寧に描いている作品だと思います。

――第5話ではお好み焼きが登場しますが、石田さんの思い出のお好み焼きは?

お好み焼きは、石田家の休日の昼の定番メニューでした。母が一生懸命山芋をすりおろしていたのを覚えていますし、それぞれが好きな具材を入れたりした思い出があります。何より、ホットプレートを囲んでワイワイとしながら皆で作って食べたことが忘れられません。ひっくり返すのを皆で競ったり、わざと大きなお好み焼きを作って挑戦してみたり…。やっぱり食って、思い出につながっていますよね。

――あすの第5話で、注目してもらいたい部分は何ですか?

この回では真耶がけがをして入院しますが、ちょうど3年前の同じ時期に長男を亡くしているんですね。そうした出来事を乗り越えて、日々を暮らしている方丈家が描かれる回になっています。第1話からここまでの、方丈家の人間の台詞や表情に隠された意味も分かるし、ドラマ後半に向けて視聴者の皆さんの見方も変わってくるのではないかと思います。

――視聴者の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

多くの方が神山君と中村君に注目して、楽しんで見られていると思います。2人が演じる翔太と輝元が、これからどんなことを経験し、どんな関係になっていくのか。そしてどんな結末が待っているのか。ぜひ楽しみにしていてほしいと思います。

■第5話あらすじ
輝元の母・真耶が境内で転倒し、けがの治療のため入院することに。これまで真耶が中心となって行ってきた寺の雑務は輝元と父・輝徳が交代で行うことになり、輝元は屋台に立つこともできない。
翔太(神山智洋)は忙しい2人の替わりに真耶のお見舞いに訪れるが、なぜか真耶の様子がおかしいことに気づく。実はもうすぐ、3年前に亡くなった輝元の兄・輝善(宮崎秋人)の命日が近づいていたのだった。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報