【RIZIN】鈴木千裕「キャリアの中でのただの一戦」朝倉未来との試合へ静かなる気合い

2025/05/02 18:39 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

鈴木千裕 (C)ORICON NewS inc.

■『RIZIN男祭り』2日前メディアインタビュー(2日・都内ホテル)
 第15試合で現役復帰する朝倉未来と対戦する鈴木千裕が、2日後に迫った大一番に向けて静かに意気込みを語った。

【撮り下ろし写真】インタビューで意気込みを語る朝倉未来

 3月30日の『RIZIN.50』でのカルシャガ・ダウトベックとの激闘からわずか1ヶ月、宙に浮いていた朝倉との対戦に臨む鈴木。ダメージを心配する声が多いが「後悔したくないというのが一番にあって。かつて仲間たちに『いつか東京ドームに立つぜ』って約束していたので、それを実現させたかった。怪我もあったけどシンプルに戦いたいという気持ちが勝って、怪我も治りました」と改めて決意をにじませた。

 ファイターとしての朝倉の印象は「カウンターが得意な選手」と分析し、「男だったら打ち合ってくるんじゃないですか」と打撃戦を予想する。一方で、去年大みそかに戦ったクレベル・コイケとの練習で学んだ寝技についても「MMAなんで、できることはたくさんあるんで」と準備はできている。

 RIZINを代表するファイターである朝倉との試合についても「キャリアの中でただの一戦だし、自分が好きで戦ってるだけですから」と特別視せず、自身の追求する格闘技の過程に過ぎないと強調する。

 そして、過酷に思える連戦に対して「ここで自分を超えるじゃないですけど、いい意味で人が変わるんじゃないかな。1ヶ月で怪我が治ってベストな状況を作って試合に勝てたら、怖いものがなくなるじゃないですか」と捉えており、「この試合が終わった後の自分を楽しみにしています」と自分に期待をしている。

 普段に比べて、やや落ち着いた雰囲気で言葉も少なかった鈴木。『男祭り』だけに、「男は黙って」を試合前は貫いたが、試合後には何を語るのか。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報