西村まさ彦、自身でも驚きの勘違い 炎上した思い出の場所を間違え「恥ずかしくて仕方がない」

思い出のロケ地の場所を勘違いしていたと明かした西村まさ彦 (C)ORICON NewS inc.

【写真】『マルタイの女』の撮影エピソードを語り合った西村まさ彦と宮本信子
舞台の福岡公演と沖縄公演の合間をぬって、都内でのイベントに登壇となった。西村は「伊丹さんの作品に出られたことは、僕にとっては自分自身が俳優として動き出した大きなきっかけになっていると思います。伊丹さんのイベントに関われたことをうれしく思います。生涯忘れることはないと思います」と観客を見渡した。そして「お断りしておきますが、私は口下手で人見知りなんです。かみかみになると思います。ご容赦いただきまして、厳しい目はこちらに一切向けずに、ゆるゆるな感じで時間を過ごしていただけますと幸いです」と呼びかけていた。
伊丹さんとの思い出も語った。ただ西村は「映画のロケ地をめぐる番組がございまして。それに呼ばれました。『マルタイの女』を中心にロケ地をめぐる中で思い出を語る番組だったんですが全く覚えていなかった。ロケ地は調布か横浜だと思っていたんですが全く違いました。僕の記憶が、どれだけいい加減なのか。自分自身で驚いてしまった。最後に火だるまになる場面は横浜の赤レンガがある辺りだと思っていたんですが、全く違っていまして…。あそこを通る度に仲間に『あそこで燃えたんだよ』と言っていたのが恥ずかしくてしかたがありませんでした…」と照れ笑い。それでも伊丹監督との出会いについて、衣装合わせの際に事務所を訪れたそうで「マンションの一室だったんですけど、ステキにリフォームされていまして。洋風な感じで土足で上がっていいと。スペインの風を感じました」と懐かしんだ。
この日、伊丹監督の妻である宮本は登壇できない予定だったが、スケジュールの都合がついてサプライズで登壇となった。久しぶりの再会となり、舞台上で西村と宮本は握手を交わした。ロケ地の記憶があいまい、という話題が再び、宮本が「晴海通りを私がクレオパトラの格好をして絶叫して、おまわりさんに見られた覚えてない?」と問いかけると、西村は「それすらも横浜だと記憶していました」と恐縮。それほど芝居に全てを注いでいたという証拠で、西村は「あのころの自分が愛おしい」と話した。
また、ラストシーンとなった炎上したシーンの思い出も。西村は「燃えているのはスタントマンの方」と振り返る。「僕は、ちょっと離れたところから見ていたんです。泣けてきた自分がいた。私が本来やらなきゃいけない場面で、スタントマンとはいえ、やっていたすごさ、自分がやれない恥ずかしさもありましたし。一生懸命演じていらっしゃる方を見て泣いちゃった自分がいました。あの場面があったから立花が印象深く残ったのかもしれない。感謝せずにはいられない」と思い返していた。
1997年に64歳で亡くなった伊丹十三監督の10作品を4K化し、10週連続でロードショーするイベント。あす5月1日まで公開される『マルタイの女』で最終日を迎える。『マルタイの女』は、殺人事件を目撃した女優と、彼女を守る刑事の裁判までの日々を描いた異色のサスペンス・コメディー。カルト教団による殺人事件を目撃した女優のビワコ(宮本信子)は、裁判の証言者として“マルタイ”(身辺保護の対象者)となる。堅物の刑事・立花(西村雅彦※現在は西村まさ彦)とビワコのファンの近松(村田雄浩)がガードするが、教団側はさまざまな手で攻撃してくる…。
また、伊丹十三映画4Kは、5月17日午後8時から日本映画専門チャンネルで全10作品を一挙放送する。
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